海外ドラマシリーズ『ハリー・パーマー 国際諜報局』(全6話、字幕版)が、スターチャンネルEXにて独占日本初配信をスタートした。BS10スターチャンネルでは字幕版が6月7日、吹き替え版が同9日より独占日本初放送。
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本作は、1965年にマイケル・ケインが主人公ハリー・パーマーを演じ大ヒットした『国際諜報局』の原作で、世界で1000万部のベストセラーとなったレン・デイトンのスパイ小説『イプクレス・ファイル』を57年ぶりに新たに映像化。『国際諜報局』は当時先にヒットしていた「007」シリーズのジェームズ・ボンドと対照的なキャラクター設定の主人公を描き大ヒット。BAFTA(英国アカデミー賞)作品賞などを受賞しシリーズ化された。その後『オースティン・パワーズ』ではパロディ化され、『キングスマン』では主人公の名、黒縁メガネと傘などハリー・パーマーにオマージュをささげるなど、多くのスパイ映画に影響を与えている。
本作は『トレインスポッティング』で英国アカデミー賞脚色賞を受賞したジョン・ホッジが初めてテレビドラマの脚本を手掛け、『ブラック・ミラー』のジェームズ・ワトキンスが監督を務める。全6話の尺を生かし主要キャラクターの人物像をたっぷり深掘りし、映画版では描かれなかった数々のシーンを映像化。3月6日英ITVで放送を開始した。
吹替版キャストは、主人公ハリー・パーマー役(ジョー・コール)に安元洋貴。ハリーと同じく“メガネ男子”である安元がバリトンボイスで英国のスパイヒーローを演じる。クールなヒロイン、ジーン・コートニー役(ルーシー・ボイントン)には長尾明希。
安元は「軽妙でありつつ、人間臭いハリー。とても面白いバランスの彼をウキウキしながら演じさせていただいております。でも、ストーリーは決して軽妙なだけじゃ無い。沢山の思惑が交差する重厚なストーリーです。全部ひっくるめて皆様に楽しんでいただきたいです」と視聴者にメッセージを寄せた。
長尾は「ジーン役のルーシー・ボイントンさんは、以前から気になっていた女優さんだったので、吹替を担当させていただけることになりとても嬉しかったです」と感想を。「諜報員という性質上、ジーンは様々な顔を持ちます。任務中の“表で交わす言葉”と“裏で抱える思惑”を、日本語音声としてどう表現していこうか、というのが楽しみなところです。ポーカーフェイスを崩さないクールビューティーな役どころですが、ジーンが放つミステリアスさやセクシーさもしっかり演じていきたいです」と意気込む。
そして「とてもリアリティーを感じていただける作品だと思います。
なお、映画版「ハリー・パーマー」シリーズ・2作品も、BS10スターチャンネルSTAR1にて2週連続放送。5月24日23時より『国際諜報局』、同31日23時より『パーマーの危機脱出』が放送される。
海外ドラマシリーズ『ハリー・パーマー 国際諜報局』は、スターチャンネルEXにて字幕版が独占日本初配信中(毎週金曜更新)、吹替版が6月20日より全6話一挙配信。BS10スターチャンネルにて字幕版が6月7日より毎週火曜23時ほか、吹替版が6月9日より毎週木曜22時ほか独占放送。6月5日15時より吹替版第1話を先行無料放送。