この度、日本時間5月27日アメリカ・ロサンゼルスにて、「スター・ウォーズ」ファン最大のイベント“スター・ウォーズ・セレブレーション”が3年ぶりに開催。ショーケースでは今後公開を控える数々のラインナップから超豪華キャスト陣らが登壇し、ファンが喜ぶ新情報が次々に発表された。



【写真】「スター・ウォーズ」セレブレーションにユアン・マクレガー&ヘイデン・クリステンセン登壇

 本日配信開始となった『オビ=ワン・ケノービ』からは、17年ぶりの共演に世界中が期待を寄せるオビ=ワン役のユアン・マクレガーとダース・ベイダー役のヘイデン・クリステンセンらが登壇。
 
 さらに、“完璧な「スター・ウォーズ」”と評された『マンダロリアン』シリーズなどを手掛けたデイブ・フィローニとジョン・ファブローが登壇し『アソーカ(原題)』が2023年に配信となることを発表。また『マンダロリアン』シーズン3の2023年2月配信が発表されると、ますますファンの期待は高まった。
 
 さらにジュード・ロウ主演、ジョン・ワッツ監督が手掛ける『スケルトン・クルー(原題)』が2023年に配信を発表。その他、ルーカスフィルム作品としてジョージ・ルーカス原作・製作総指揮、ロン・ハワード監督の映画『ウィロー』の続編『ウィロー』から主演のワーウィック・デイヴィスとロン・ハワード監督らが登壇し11月30日からの配信を明らかにした。
 
 そして、さまざまな新情報が発表される中、一際盛り上がりを見せたのが、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』の“キャシアン・アンドー”を主人公にした実写ドラマシリーズ『キャシアン・アンドー』。
2022年の配信が決まっていた本作だが、初回2話の配信日が8月31日に決定とともに、初映像となる特報とキービジュアルがサプライズで解禁。

 主演のディエゴ・ルナは、反乱軍をまとめるモン・モスマ役のジェネヴィーヴ・オーライリーら豪華キャスト陣と登壇し、「『ローグ・ワン』を撮影している時、何が起こるのか分からなかったため、僕は毎日これが最後の日なんだというつもりで挑んでいました。」とコメント。自身の演じるキャラクターが主人公の物語が描かれることについては、「この後、まだ撮影があることをとても嬉しく思っています。僕のキャラクターが死ぬことにならなければいいんですけど(笑)」と、ユーモアを交えて語った。
 
 本作の時系列が『ローグ・ワン』から“5年前”であることが明かされると同時に、全12話のエピソードを控えていること、さらに追加で12話新たに撮影する予定であることも今回発表された。

 主な紹介作品はこちら。


【「スター・ウォーズ」新作ラインナップ】

『オビ=ワン・ケノービ』/初回2話は配信中、3話以降は毎週水曜日16時よりディズニープラスにて独占配信

<コメント>

●ユアン・マクレガー(オビ=ワン・ケノービ役)

 日本の皆さんがこの番組をとても楽しんで下さることを願っています。今夜、ディズニープラスで配信開始されます(日本時間27日13時から)。

 僕たちは、最初の2エピソードを披露します。ジョージ・ルーカスが、「スター・ウォーズ」に日本文化をたくさん取り込んだのは本当です。

 だから、日本の人々は、本作をとても楽しんでくれると思います。本当にそう願っていますよ。


●ヘイデン・クリステンセン(アナキン・スカイウォーカー/ダース・ベイダー役)

 すべての日本のファンのみなさんに“Hi”と言いたい。みなさんがこの番組を見れることを待ちきれないよ。

 そして、本当にすぐに日本に戻ることが出来ることを心から願っている。日本がとても恋しいよ。

『キャシアン・アンドー』/初回2話は8月31日よりディズニープラスにて独占配信

<コメント>

●ディエゴ・ルナ(キャシアン・アンドー役)

 僕は「スター・ウォーズ」の世界が大好きです。

 僕は「スター・ウォーズ」は人間について語るものだと思います。
僕ら視聴者にとても関係のあることを。

 自分には何ができるのか、自分にはどんなパワーがあるのか、自分たちはこうあるべきなのだと目覚めることについてね。

●ジェネヴィーヴ・オーライリー(モン・モスマ役)

 この役をまたやらせてもらえるのは、素敵なプレゼントをもらったみたいな感じでした。シリーズやお芝居をやる時、役者はそのキャラクターに多くを費やします。

 幸運だったら、3年ほどを費やしたりもします。私はこの役を17年前に演じました。


 この年齢になった今、また戻ってきて、自分が若い時に演じたキャラクターを掘り下げる機会を得られたのはすばらしいことでした。それをトニーとディエゴと一緒にやることができたのです。

『アソーカ(原題)』/2023年ディズニープラスにて独占配信

 アニメーション作品『スター・ウォーズ:クローン・ウォーズ』の大人気キャラクターでアナキン・スカイウォーカーの元パダワンのアソーカ・タノ。『マンダロリアン』シーズン2第5話で“実写化”して登場、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』にもルーク・スカイウォーカーと共に登場し、全世界のファンを興奮の渦に巻き込んだアソーカが主人公。

<コメント>

●ロザリオ・ドーソン(アソーカ・タノ役)

 イベントに参加して皆さんにお会いしたかったのですが(ビデオメッセージで登場)、こうしてアソーカとして皆さんの前に登場できることに興奮を感じています。

 本作は2023年に配信されます。
なので、次回ぜひお会いしましょう。

●デイブ・フィローニ

 これらのシリーズを作る上で、僕は自分がファンであることを忘れたことはありません。あなたたちもそうだと思いますが、僕もここに戻ってくることができてとても嬉しいです。ロザリオ・ドーソンに主演してもらえた僕とジョン・ファブローはとても幸運です。
 
『マンダロリアン』シーズン3/2023年2月ディズニープラスにて独占配信

 「エピソード6/ジェダイの帰還」のその後、ダース・ベイダーが去った後の時代を描いた「スター・ウォーズ」初の実写ドラマシリーズで“本物のスター・ウォーズ”と絶賛された「マンダロリアン」シリーズの最新作。シーズン2の後、『ボバ・フェット/The Book of Boba Fett』に登場した主人公のマンドーことディン・ジャリンは“マンダロリアン”の教義に反した事をアーマラーから批判される。シーズン3ではグローグーを膝に乗せ贖罪のための旅に出る…。
 
<コメント>

●ジョン・ファブロー

 前シーズンでグローグーはマンダロリアンのディン・ジャリンと再会しました。次のシーズンには何人かお馴染みのキャラクターが戻ってきます。その1人がボ=カターン・クライズです。
 
『スケルトン・クルー(原題)』/2023年ディズニープラスにて独占配信

 『スパイダーマン:ホームカミング』『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のジョン・ワッツが手掛けるスター・ウォーズの新プロジェクトは、主演にジュード・ロウを迎える。時代は帝国の崩壊後(「エピソード4」以降)、『マンダロリアン』や『アソーカ(原題)』に近い時系列となる。製作総指揮はデイブ・フィローニ。
 
『ウィロー』/11月30日よりディズニープラスにて独占配信

 ジョージ・ルーカス原作・製作総指揮、ロン・ハワード監督のファンタジー映画『ウィロー』の続編で映画の20年後を描く。

 ウィローを演じるのは引き続きワーウィック・デイヴィス、デイヴィスの実の娘がウィローの娘役を演じる他、3人の新ヒロインにルビー・クルーズ(『メア・オブ・イーストタウン/ある殺人事件の真実』)、エリン・ケリーマン(『ファルコン&ウィンター・ソルジャー』)、エリー・バンバー(『ザ・サーペント』)を迎える。会場では特報が解禁された。
 
<コメント>

●ワーウィック・デイヴィス(ウィロー役)

(35年ぶりに演じて)歳を取ったなと感じましたよ。それは冗談、すばらしかったです。

 オリジナルの時から一度も演じていないキャラクターをまた演じるのは夢のようでした。僕の人生の最高の事のひとつでした。あの「スター・ウォーズ」に出た事のある僕が“最高”と言ってるんです!

●ロン・ハワード

 人はいつも僕に、どれほど『ウィロー』が良かったか、あの世界とストーリーに魅了されたかを言ってきてくれました。続編はあるのかともよく聞かれました。

 ミレニアム・ファルコンを撮影していた特別な作品『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』のランチで『ウィロー』について話している時、ジョージ・ルーカスが信じていた形式、シリーズで『ウィロー』の続編を作る事はどうかと提案したんです。