俳優の葉山奨之と女優の伊原六花が、今秋配信開始となるディズニープラス「スター」オリジナルドラマシリーズ『シコふんじゃった!』でダブル主演を務めることが発表された。併せて2人のまわし姿の場面写真も解禁された。
【写真】日本発ディズニープラス「スター」オリジナル作品は3つ
本作は、総監督・周防正行×次世代を担う監督・キャスト陣が贈る、“お相撲”の常識を覆す、新時代の相撲ドラマ。日本発のディズニープラス「スター」オリジナルドラマシリーズとして全世界へ独占配信される。
映画版『シコふんじゃった。』から30年後、またもや廃部の危機に直面する教立大学相撲部を舞台に、現代の若者たちだからこそ持つ魅力が詰まった新しい時代の青春ストーリーが繰り広げられる。これまで『終の信託』『舞妓はレディ』『カツベン!』で周防監督作品に携わってきた片島章三らが監督を務め、『パーフェクトワールド 君といる奇跡』『記憶屋 あなたを忘れない』の鹿目けい子が脚本を担当する。
葉山奨之が演じるのは、卒業を条件に廃部寸前の相撲部に入ることになった森山亮太。小学校から続けていた野球をけがが原因で大学1年でやめて以来、何にも夢中になれず、“テキトー”に学校生活を送る大学4年生だ。片思いの相手に告白するも振られ、コネで獲得した内定も単位不足で失いかけていたところを、教授が提示した交換条件によって相撲部に入部することに。
新境地といえる身体を張った役柄に文字通り体当たりで挑む葉山は「体力的にもかなり濃厚な撮影になりますが、たくさんの方に支えてもらっています。相撲好きな方はもちろん、初めての方でも楽しめる新たな『シコふんじゃった!』を、チーム一丸となって創り上げて行きます」と意気込みを語る。
伊原六花が演じるのは、廃部の危機を迎えた相撲部のたった一人の部員である大庭穂香。故郷のわんぱく相撲で勝利を重ねて大学でも相撲部に入部し、一見普通の女子大生、中身は相撲以外はからきしダメな“人生音痴”の大学2年生。
伊原は「亮太役の葉山君と何カ月も相撲稽古をやってきたので、それをしっかりと届けられたらと思っています」と語っている。
2人のキャスティングに携わったプロデューサーの1人の桝井省志は「映画(版の主人公)とは違う個性を持ち、チャーミングで人懐っこさと男らしさが共存する不思議な魅力の葉山奨之さん。そして抜群の運動センスと明るさの中に秘めた芯の強さを持つ伊原六花さん。シコを踏む姿は、この役のために生まれてきたのかと息を飲むほど美しいです。そして、この二人のキャラクターの絶妙なバランスが、この作品の核になることを確信しました」と期待する。
場面写真は、葉山演じる亮太が相撲部部室の土俵上で、戸惑いながらも相撲に取り組む姿。渋々相撲部に入部しながらも慣れないまわしを締め、真剣なまなざしで四股を踏む瞬間を捉えている。そして、伊原演じる唯一の相撲部員である穂香もまわしを締め、試合に挑む直前の姿。真っすぐに据えた視線からは彼女の相撲に対する熱い思いが伝わってくる。
また、同じく解禁されたドラマ『シコふんじゃった!』のロゴは、映画版の「。」と異なり、「!」が足形で描かれ、タイトルの四股を表現。力強くもどこか抜け感があり、作品の持つ雰囲気がうかがえるものとなっている。
ディズニープラス「スター」オリジナルドラマシリーズ『シコふんじゃった!』は、ディズニープラス「スター」にて今秋より独占配信。
コメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■葉山奨之(主人公・森山亮太役)
夏のような快晴と暑さでクランクインを迎えられ、より一層今日からやるぞ!と気持ちまでも熱くなりました。
相撲稽古含め、たくさんの準備をして来ましたが、ここから一気に撮影してまいります。
亮太はある事で目標を失った大学生。ひょんな事で未知なる“相撲”と出逢い、穂香や他の人たちと出逢い、葛藤しながらも成長して行く姿も見所です。体力的にもかなり濃厚な撮影になりますが、たくさんの方に支えてもらっています。
相撲好きな方はもちろん、初めての方でも楽しめる新たな『シコふんじゃった!』を、チーム一丸となって創り上げて行きます。
■伊原六花(大庭穂香役)
亮太役の葉山君と何カ月も相撲稽古をやってきたので、それをしっかりと届けられたらと思っています。相撲の稽古を始めて、所作、技の多さ、体が小さくても勝つテクニックなどを教えてもらって、相撲の奥深さを感じました。今作では、新入部員に対して説明したりするシーンもたくさんあるので、初めて相撲を見る方にも分かりやすくなっていると思います。是非、女子相撲の魅力や相撲のすばらしさを伝えられる作品に出来ればと思います。
■桝井省志(プロデューサー)
新しい時代の『シコふんじゃった!』を一緒に築いてくれるW主役の二人を探していました。つまり、不易流行、三十年を経て大きく変わった若者像といつの時代にも変わらない若者の姿を同時に演じてもらわねばなりません。映画(版の主人公)とは違う個性を持ち、チャーミングな葉山くん、人懐っこさと男らしさが共存する不思議な魅力の持ち主です。そして抜群の運動センスと明るさの中に秘めた芯の強さを持つ伊原六花さん、シコを踏む姿は、この役のために生まれてきたのかと息を飲むほど美しいです。
そして、この二人のキャラクターの絶妙なバランスが、この作品の核になることを確信しました。