俳優の西島秀俊と中村倫也が共演する『仮面ライダーBLACK SUN』の配信日が、10月28日に決定。併せて特報映像第2弾が解禁され、怪人役キャストとして三浦貴大、音尾琢真、濱田岳、プリティ太田、吉田羊、中村梅雀の出演が発表された。
【動画】怪⼈に対する差別が蔓延する世界を描いた特報映像
1987年に放送された『仮面ライダーBLACK』は、歴代仮面ライダーシリーズの中でも原作『仮面ライダー』への原点回帰をコンセプトとし、過酷な運命を背負った主人公の悲哀に満ちたストーリーが魅力的な人気作。本作では、仮面ライダー生誕50周年を記念する作品として同作を新たにリメイク。監督は、『凶悪』や『孤狼の血』などの白石和彌が務める。
今回解禁された特報映像第2弾には、中村倫也演じる信彦の力強く迫力ある演説シーンを皮切りに、怪人に対する差別が蔓延する世界の中で、様々な怪人たちの力強く切ない生き様が描かれている。
また、“怪人たちの群像劇”として描かれる本作を彩る怪人役キャストも発表。オリジナル作品『仮面ライダーBLACK』でも人気キャラクターだったビルゲニアに三浦貴大、コウモリ怪人には白石和彌組ではおなじみの音尾琢真、同じくファンの中では大人気のクジラ怪人には濱田岳。
出演にあたり、三浦は「怪人に対して、敵側にも敵側の美学があって、幼少期にはものすごくかっこよさを感じたのを覚えていて、改めてそちら側で出られることが嬉しいです!」、音尾は「私が演じるコウモリ怪人は、ありとあらゆる登場人物のところにひょっこり現れるようなキャラクターで、その度に周りの皆に愛されたり、愛されなかったり…。そんなコウモリ怪人を⼀体どんな運命が待ち受けているのか、ぜひお楽しみに!」、濱田は「物語が進むにつれ垣間⾒える“クジラ怪人らしさ”をぜひ楽しんでいただけたらと思います」とそれぞれコメント。
プリティ太田は「プロレスラーとして悪役を演じることもあるので、今回の演技にも素の自分で挑んでいます!」、吉田は「ヒーローものといえば怪人や悪の結社など、明確な外部の敵が設定されていることが多い一方で、今作では、それが思想や生き物の尊厳という内面的なものとして描かれていて、ぜひ大人の方にこそ観ていただきたい作品だと思います」、中村は「まずオファーをいただいた時は人間じゃない役ができるんだということにとても喜びました。そして大好きな白石監督と共に、共通のいたずら心のようなものを持って挑めましたね」と語っている。
なお、今回解禁となったキャストの意気込み映像が本日8月29日より毎日、公式ツイッターで配信。
映画『仮面ライダーBLACK SUN』は、Prime Videoにて10月28日0時配信。
※キャストのコメント全文は以下の通り。
<キャストコメント全文>
■三浦貴大(ビルゲニア(古代甲冑魚怪人)役)
僕が仮面ライダーシリーズに怪人役として出演するなんて思ってもいませんでした。そんな怪人に対して、敵側にも敵側の美学があって、幼少期にはものすごくかっこよさを感じたのを覚えていて、改めてそちら側で出られることが嬉しいです! 物語の中では、ビルゲニアが持つ信念がさまざまな出来事を起こしていきます。ぜひご注⽬ください!
■音尾琢真(コウモリ怪人(大蝙蝠怪人)役)
今回私が演じるコウモリ怪人は、ありとあらゆる登場人物のところにひょっこり現れるようなキャラクターで、その度に周りの皆に愛されたり、愛されなかったり…。
■濱田岳(クジラ怪人(白長須鯨怪人)役)
『仮面ライダーBLACK SUN』は、観た人それぞれが色々な気持ちを抱くようなストーリーが魅力の⼀つだと思います。僕が与えられたクジラ怪人役という任務に対しては、わくわくの気持ちしかなかったですね。物語が進むにつれ垣間見える“クジラ怪人らしさ”をぜひ楽しんでいただけたらと思います。
■プリティ太田(バラオム(剣歯虎怪人)役)
特撮が大好きなので、オファーをいただいた時は素直に嬉しかったです! プロレスラーとして悪役を演じることもあるので、今回の演技にも素の自分で挑んでいます! 仲間思いなバラオムが怪人としてどのような道を歩むのか、ご注目ください!
■吉田羊(ビシュム(翼竜怪人)役)
ヒーローものといえば怪人や悪の結社など、明確な外部の敵が設定されていることが多い一方で、今作では、それが思想や生き物の尊厳という内面的なものとして描かれていて、ぜひ大人の方にこそ観ていただきたい作品だと思います。『仮面ライダーBLACK SUN』配信をお楽しみに!
■中村梅雀(ダロム(三葉虫怪人)役)
まずオファーをいただいた時は人間じゃない役ができるんだということにとても喜びました。そして大好きな白石監督と共に、共通のいたずら心のようなものを持って挑めましたね。