フワちゃん、“アフレコアプリ”で練習の過去も　『ブレット・トレイン』吹き替えメイキング＆インタビュー映像 (2022年8月31日)

俳優ブラッド・ピットが主演する映画『ブレット・トレイン』より、暗殺者ホーネットの日本語吹き替え版声優を務めたタレントのフワちゃんのアフレコ時のメイキング＆インタビュー映像が解禁された。【動画】映画『ブレット・トレイン』日本語吹替キャスト“フワちゃん”爆笑メイキング＆インタビュー映像 本作は、伊坂幸太郎のベストセラー小説『マリアビートル』をブラッド・ピット主演×『デッドプール2』のデヴィッド・リーチ監督でハリウッド映画化したミステリー・アクション作品。 世界一運の悪い殺し屋レディバグ（ブラッド）が請けたミッション、それは東京発の超高速列車でブリーフケースを盗み、次の駅で降りること。簡単な仕事のはずが、次から次へと乗ってくる身に覚えのない殺し屋たちに命を狙われ、降りたくても降りられない。最悪な状況の中、列車はレディバグと殺し屋たち、10人を乗せたまま終着点・京都に向かうが…。 本作でフワちゃんが演じたのは、毒使いの暗殺者ホーネット。変装の達人でもあるホーネットは、一刺しすれば30秒たらずで全身から出血し死に至るブームスラング蛇の猛毒を手に、車中で身を潜めレディバグの命を狙う。 今回解禁されたのは、フワちゃんのアフレコ時のメイキング＆インタビュー映像。まずは、ホーネットを意識した黄色と黒のスズメバチ風（？）のファッションに身を包んだフワちゃんが、レディバグとホーネットの格闘シーン映像を見ながら巧みなセリフまわしを披露する姿が映し出される。 その後、インタビューが開始。映画を観た感想を聞かれると「私もともと原作の大ファンなんだけど、そんな原作ファンも納得するぐらい最高の超ハイスピード映画でした」とにっこり。さらに「（原作の）本では展開とか会話がメインで面白いんだけど、映画では会話とか展開の面白さを、そのままハリウッドに引き継いだ感じの面白さ」「映画館ごと新幹線で動いている感じのハイスピード、ハイテンポ、会話も粋、展開も粋、っていうすごい楽しい映画だと思うから、みんなもエンタメしに映画館に来たらいいんじゃないかなと思います」とまくしたてる。 これまでドラマや映画、アニメに出演したことはあるもののすべてが“フワちゃん”本人役で、本作で初めて自分以外の役どころを演じることになったフワちゃん。オファーを受けた当時を振り返り「すっごい嬉しかった。初めてだったから凄いワクワクした」と笑顔を弾けさせ、「もともと私、声優が夢だったの。だから子どもの頃から吹き替えアプリで、アニメのシーンで私が上から『あー！ このやろうー！ 私のおやつを返せ！』とかいうやつを昔からやってたのね」と告白。 続けて「だから、アフレコアプリで10年前から練習してるから、余裕って思ってたんだけど、やってみたら『はぁー！』とかのシーンは練習の成果が出て上手にできたんだけど、静かにしゃべんなきゃいけないシーンが以外と難しくて、何回も何回もやった。勢いを使わずに実力だけで勝負ってなると、フワちゃんいつも緊張しちゃうの」と明かす。 世界一運の悪い主人公にちなんで、「人生最悪の瞬間は？」と聞かれたフワちゃんは「ハワイでのスカイダイビング」と即答。「記念になるからと思ってやって、わざわざカメラマンつけるオプションもセットにして、プラス3万円くらい払ってやったの。写真出来上がって見てみたら、インストラクターのおじさんが私の顔の前でハートマーク作って、私映ってなかった（笑）！ これ最悪じゃない!? 超怖かったんだよ？ 超怖かったし3万円も払ったのに！」と、なんともフワちゃんらしいエピソードを披露した。 そして最後は「みんなが楽しみにしているその通り、とっても楽しい映画になって完成しました！ 私も観に行ったけど、映画館でうぉーってなったり、うわぁーってなったり、いぃぃーってなったり、わぁーってなったり、すごい感情が忙しかった！ 達成感！」と熱弁。 「原作ファンのうちらもすっごく嬉しくなるような、あの設定がそのままだったり、このキャラクターも意外とそのまま出てたりとか、結構まんま原作っていうのもあると思うから、すごい楽しみにしてて欲しいのと、とにかくこれはスピード映画だけじゃなくて、ミステリーの要素だったり、驚く展開も出てくるから観てほしいな。だから最初に出てきたあいつが、『後半こんな繋がりがあったの!?』っていう秘密の仕掛けとかもあるから、それはフワちゃんからはナイショだからみんなも観て、2時間たっぷり楽しんで下さい！」とメッセージを贈った。 映画『ブレット・トレイン』は、9月1日より全国公開。