11月20日に開幕する4年に一度のサッカーの祭典「FIFAワールドカップカタール2022」まで、あと40日を切った。芸能界にも多くのサッカーファンがいるが、中には実際にサッカーをプレーしていた経験者も少なくない。

この記事では人気と、サッカーの実力を兼ね備えた芸能人を紹介したい。

【写真】「実はサッカーが上手かった芸能人」8人のフォトギャラリー

竹内涼真

 大ヒット韓国ドラマ『梨泰院クラス』のリメイク版『六本木クラス』(テレビ朝日系)での主人公・宮部新の好演が記憶に新しい竹内涼真。実は彼も、学生時代はサッカーに打ち込み、高校時代に東京ヴェルディユースに所属していた。同期には今も現役で活躍するJリーガーが何人も存在する。

水嶋ヒロ

 人気イケメン俳優として名を馳せた水嶋ヒロも、中学・高校は名門サッカー部のある神奈川県・桐蔭学園に進学。高校3年時には全国高校サッカー選手権に出場し、ベスト4まで進出。
“怪物”と謳(うた)われた平山相太擁する国見高校とも対戦し、惜しくも敗れている。自身のYouTubeチャンネルでは、ボールを蹴る様子も公開。15年ぶりというプレーだったが、華麗なドリブルで相手を抜く瞬間も見せている。

■ りんたろー。

 人気お笑いコンビ・EXITのりんたろー。は、サッカー経験のある芸能人の中でもめずらしいゴールキーパーだった。
小学2年生から大学4年生までみっちりサッカーに打ち込み、プロの道も考えたとか。大学時代には長谷川健太氏(現Jリーグ・名古屋グランパス監督)の指導を受け、恩師と慕う。そんなりんたろー。は『炎の体育会TV』(TBS系/毎週土曜21時)でもサッカー部の守護神として躍動し、学生時代の片りんを見せている。

又吉直樹(ピース)

 お笑い芸人として初めて芥川賞を受賞したピース・又吉直樹。今やすっかり文化系のイメージが定着しているが、10代のころはバリバリのサッカー少年だった。
サッカーの強豪、大阪の北陽高校(現関西大学北陽高)に進学すると、のちの人気お笑い芸人兼芥川賞作家は府代表としてインターハイにも出場した経歴がある。実は「文武両道」を体現したような逸材だったのだ。

ペナルティヒデワッキー

 お笑いコンビ・ペナルティのツッコミ担当のヒデも、全国大会常連の強豪・市立船橋高校サッカー部時代には全国サッカー選手権準優勝、インターハイ優勝などを経験するなどバリバリの経歴の持ち主。芸能界で最もJリーガーの道に近づいた、といえばヒデかもしれない。なにせ、大学卒業時には横浜フリューゲルス(当時)からプロ入りの誘いを受けたという。それを固辞し、高校サッカー部時代の後輩、ワッキーとお笑いの道に進むことになる。


■ EXILE AKIRA

 EXILEのダンサーで俳優としても活躍するAKIRA。サッカーが盛んな静岡県・磐田市に生まれた彼も、実は10代のころはプロを目指してサッカーに明け暮れていた。サッカーの名門・磐田東高校にはサッカー推薦で入学。競争激しい強豪校とあってレギュラーを勝ち取ることができず、挫折を経験したというAKIRAだが、その頃にダンスと出会い、「プロのダンサーになりたい」という夢を見事叶えた。

■ 尾形貴弘(パンサー)

 「サンキュー!」のギャグでおなじみのお笑いトリオ・パンサーの尾形貴弘も、実はお笑い界指折りのサッカー経験者。硬式野球と同じくサッカーでも名門の仙台育英高校に入学すると、3年生の時にエースナンバーの背番号10番を背負い、キャプテンとして中盤に君臨していた。
自身のYouTubeチャンネルでは、華麗なボールさばきを見せている。お笑いの現場では常に泥臭い笑いの取り方をする尾形だけに、そのギャップには驚かされる。

■ 淵上泰史

 最近では7月期ドラマ『復讐の未亡人』(テレビ東京系)において、ヒロインの復讐に協力する男を演じるなど、バイプレイヤーとして光る俳優の淵上泰史。実はサッカーでの実績は芸能界でも屈指である。10代のころはJリーグ・ガンバ大阪のユースチームに入団。チームの先輩や後輩にはプロになった選手が何人もおり、特に日本代表経験があり今もバリバリの現役Jリーガー・家長昭博は2年後輩のチームメイトだった。
トップチームには上がれなかったが、サッカーの強豪・流通経済大学に進学し、俳優に転向するまでサッカーを続けていた。