女優の北川景子が主演を務める、ドラマ『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』が、フジテレビ系にて2023年1月より毎週月曜21時に放送されることが発表された。北川は月9ドラマ初主演。
【写真】意外にも月9初主演でこれまでのイメージとは違った新鮮な役どころに挑戦する北川景子
今作は、未来の法曹界を担う若者たちが通うロースクール(法科大学院)を舞台に、裁判官で実務家教員の主人公と彼女を取り巻く人々が自身の価値観をぶつけ合いながら法曹界のあり方を問うリーガル&ロースクールエンターテインメント作品。北川演じる主人公が「人を知らなければいい法律家にはなれない」をモットーに、ロースクールで「法」だけでなく「人」を学ぶ授業を展開。“司法試験合格”という目先のゴールばかりにとらわれるロースクールの現実に、新風を巻き起こしていく。
さらに、単なるリーガル&ヒューマンドラマにとどまらず、主人公たちが法と人を見つめる傍らでは、手に汗握るサスペンス的な展開も。しかしそれは法では罰せられない程度の嫌がらせばかりで…。なぜ柊木とその周辺を狙った嫌がらせが起こるのか、そしてその犯人とは…!?
脚本は『ラジエーションハウス~放射線科の診断レポート~』シリーズなどの大北はるか、神田優。
北川が演じる主人公・柊木雫は、青南大学法科大学院の派遣教員として教壇に立つこととなった裁判官。豊かな感受性と気さくさで人間味溢(あふ)れる人物で、裁判官という職業柄、エリートで完璧なタイプと思われがちだが、完璧とはほど遠い女性。12年ぶりに訪れたロースクールの現実に違和感を覚えた柊木は、法曹界の未来をよりよくするために人と向き合い、見つめながら“人を知るため”の授業を始めていく。
『HERO 第2シリーズ』(2014年、フジテレビ)以来約8年半ぶりの月9作品出演、木曜劇場『探偵の探偵』(2015年、フジテレビ)以来約7年半ぶりのフジテレビ連ドラ出演となる北川。月9初主演という大役に「フジテレビのドラマには若い頃から毎年のように出演させていただいていたので、“月9の主演は初めてなんだ!”と意外に感じました」と心境を明かしつつ、「コメディーのような部分と、人の真髄をついているドラマ性のバランスをうまくとれるようにがんばりますので、是非ご覧ください!」と意気込みを語った。
新ドラマ『女神(テミス)の教室~リーガル青春白書~』は、フジテレビ系にて2023年1月より毎週月曜21時放送。
※コメント全文は以下の通り
<北川景子 コメント全文>
◆北川景子
――今作の出演が決まった際の心境をお聞かせください
「まだ台本もできあがっていない時期にお話をいただいたのですが、野田プロデューサーとは『ブザー・ビート~崖っぷちのヒーロー~』(2009年)でご一緒していて、当時はお互いにまだ新米同士だったので、“えっ?あの野田さんですか?”というところから始まったんです(笑)。
最近はフジテレビの連続ドラマにあまり出演できていなくて、約7年ぶりになります<木曜劇場『探偵の探偵』(2015年)>。現場の顔ぶれも懐かしい方ばかりで、本当にどんな作品になるのか、まだ台本もないうちから楽しみでした」
――月9作品初主演ということで意気込みはありますか?
「フジテレビのドラマには若い頃から毎年のように出演させていただいていたので、“月9の主演は初めてなんだ!”と意外に感じました。この伝統あるドラマ枠に、また出演させていただくことだけでもうれしいのに主演させていただけて本当にうれしいです。でも野田さんや、信頼している澤田(鎌作)監督、以前から知っているスタッフの方々と一緒に作っていけるので、荷が重いとかプレッシャーを感じることはありません。初めてご一緒するスタッフの方ばかりだったら、プレッシャーがあったかもしれませんが、今回はやはり楽しみとうれしさしかありません!」
――オリジナルドラマとなりますが台本や自身の役に関する印象は?
「リーガル作品はこれまでもたくさんありましたが、弁護士や裁判官、検察官を目指す人たちが通うロースクールを舞台にした作品はあまり見たことがないので、設定自体すごく新しいと思いました。役柄についても、私が今までにあまり演じたことのない、すごく真っすぐでピュアな、人のことをいろいろな角度から捉えることができるキャラクターで、それでいて少し頼りないところもある。生徒たちにしてみれば“この先生、大丈夫?”と、少し抜けている部分が危うく映ったらいいなと思います」
――視聴者の皆さまへメッセージ
「裁判官としてのキャリアに誇りを持っていた柊木が、ロースクールに派遣されて職員になるところから始まります。裁判官になったとはいえ、何もかもをうまくこなしてきたわけではない柊木が、さまざまなことに向き合って奮闘していく物語なので、皆さんにも共感いただけることが多いのではないでしょうか。学生目線で言えば、夢を追いかけることの苦悩などにも共感いただけると思います。リーガル作品ですが、ハッ!としたり、いつの間にか引き込まれたりと、気軽に見ていただける作品になればうれしいです。コメディーのような部分と、人の真髄をついているドラマ性のバランスをうまくとれるようにがんばりますので、是非ご覧ください!」
◆野田悠介(フジテレビ編成制作局ドラマ・映画制作センター・ドラマ・映画制作部)
「“真相を解き明かせ!真実は何か!?”。
そして、北川景子さんが今まで演じたことのない、無駄に一生懸命で非効率的な女性。残念で頼りない所もあるけど、とことん前のめりで向き合う主人公・柊木雫。北川さんの凛としたイメージとは正反対の役柄をどのように演じていただけるのだろうかとイメージしながら柊木雫を作り上げていきました。以前もご一緒させていただいて、もう一度絶対にお仕事をしたいと思っていたので、お受けしていただけて本当にうれしかったです!
ロースクールで出会う癖のある先生たちと、個性豊かな生徒たちに囲まれて、先生としてどう成長していくのか?学生たちに認めてもらえるのか?ロースクールのリアルな日常と先生と学生たちの成長を描くリーガル青春群像劇を、どうぞお楽しみに!」