櫻坂46・菅井友香が30日、自身の卒業写真集『大切なもの』(集英社)の発売を記念するオンライン記者会見に出席した。

【写真】ハプニングも起きた浴衣姿で花火を楽しむカットを見せる菅井友香

 菅井の卒業写真集『大切なもの』は、欅坂46から櫻坂46への改名を経て、7年間にわたり活動してきた彼女の集大成となる作品。

本人が「一番自然な表情を撮ってくれる」と信頼するカメラマン・細居幸次郎氏によるメモリアルフォトの数々は、沖縄、与論島、北海道の3ヵ所でロケを敢行。ランジェリー姿や水着姿も披露し、グループの卒業生・渡邉理佐の全面プロデュースによるグラビアや、メンバーの土生瑞穂、松田里奈との対談など、菅井とゆかりある人々による特別企画も多数収録している。

 会見当日、完成品を初めて手にして「1ページ1ページいろんな思い出を蘇らせながら、読ませていただきました」と報告した菅井は、「構想を練るところからお話させていただいて、いろいろたくさんご協力いただいて、自分にとってもすごく思い出深い卒業写真集。こだわりが詰まったものがギュッと1冊になったのを見て『出来上がったんだ』とすごく感動しました」と喜んだ。

 撮影の思い出を聞かれると「すごく行ってみたかった場所」だったという与論島のロケを回想。「年に数日間しか出現しない百合ヶ浜に奇跡的に行くことができて。
1日の間でも数時間しか出没しない海の中にできる島なんですけど、そこで青い水着を着て撮っていただいたところはすごく開放的で。あとから思い返しても『あのとき夢だったのかな』と思えるくらい、幸せな時間でした」と振り返った。

 自身のお気に入りカットも与論島での1枚で「砂浜でちょうど夕焼けがきれいな時間帯に、きれいな赤い夕日、グラデーションの空が見える中で浴衣を着て花火をしているページ」と紹介。撮影中には、引火により「残りの何十本もの花火が燃えてしまうハプニングもあったんですけど(笑)」と意外なエピソードを明かしたが、その光景も写真集に収録されており「ビックリしつつも逆に幻想的な写真を撮っていただけて、思い出深い1ページとなりました」と笑顔で答えた。

 写真集掲載の卒業記念企画の1つ、菅井からメンバーへ、メンバーから菅井へのメッセージのやり取りを通して『こんなやり取りしたな』と1つ1つを覚えてくれていたんだなとすごくうれしくなりました」と吐露。「最初『キャプテンらしくないキャプテンだ』ということにすごく悩んでいた時期があったんですけど、みんなが今は私を頼ってというか、キャプテンとして認めてもらえていたんだということが何よりうれしかったです」とつぶやいた。


 ロケ中のオフショットを特集したページもあり「ちょっとふざけているというか。普段見せてこなかったような変顔とか」も収録していると紹介。「ご飯を食べているカットがたくさんあって。今回の北海道も与論島もおいしいものがたくさんあって『食べているときはいい顔するね』とカメラマンの細居さんにも言っていただきながらたくさん撮っていただいていたので、おいしいご飯とか、おやつもたくさん食べている幸せな時間がたくさん詰まっているので、ぜひ、見ていただけたら」とアピールした。

 写真集では、グループにゆかりある関係者からのメッセージも収録されており「とってもお世話になった振付けのTAKAHIRO先生とか、(レギュラー番組で共演した)オテンキのりさん、土田(晃之)さんや澤部(佑)さんからも温かいメッセージをいただいて、私もさっき読んだんですけど、すごく感動しました」と吐露。

 制作段階では「感謝の気持ちを込めて『皆さんにどうしたら喜んでいただけるかな』と考えながら、いろんな企画を実現していただきました」と振り返った菅井は、ファンに対して「メンバーに協力してもらって企画をしたり、卒業生の渡邉理佐にも出てもらったり、盛りだくさんの内容となっています。
皆さんに喜んでもらえるものになっていると思うので、ぜひ、楽しみに読んでいただけたらうれしいです」とメッセージを伝えた。

 櫻坂46 菅井友香卒業写真集『大切なもの』は集英社より11月8日発売。価格は2200円(税込)。