『瓔珞』プロデューサーが贈る　“2人のヒロイン”の運命と絆を描く本格時代劇『清越坊の女たち』DVDリリース (2022年11月11日)

世界的に大ヒットした中国時代劇ドラマ『瓔珞＜エイラク＞～紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃～』のプロデューサー、ユー・ジョンによる新たなるヒロイン大河ドラマ『清越坊の女たち～当家主母～』。同じ清朝が舞台となる物語でも、本作の主人公は宮廷の妃たちではなく、水の都・蘇州で伝統織物を作り出す女性たち。愛されることを知らない女主人と愛を貫く元令嬢、2人のヒロインの力強い生き様を描き出す話題作の見どころを、日本でのDVDリリース・デジタル配信に先駆けて紹介していきたい。【写真】正反対の2人のヒロイン！ 沈翠喜役のジアン・チンチンと曽宝琴役のヤン・ロン■ 配信ドラマランキング1位！ ジアン・チンチンら実力派キャストが集結 本作は乾隆（けんりゅう）帝の時代を舞台に、宮廷御用達の伝統織物である中国のつづれ織り・コク絲（こくし）の技術を受け継いでいく女性たちを主人公にしたドラマ。織物名家・任（じん）家で工房・清越坊（せいえつぼう）を仕切る女主人の沈翠喜（しんすいき）と、妾（めかけ）の曽宝琴（そほうきん）の波乱の運命をドラマティックに描き出す。 これを演じるのは『海上牧雲記～3つの予言と王朝の謎』のジアン・チンチンと『玉楼春～君に詠むロマンス～』のヤン・ロン。また、ヒロインたちと愛憎劇を繰り広げる男性たちを『コウラン伝 始皇帝の母』のマオ・ズージュン、『酔麗花～エターナル・ラブ～』のシュー・ハイチャオ、『尚食～美味なる恋は紫禁城で～」のワン・ユーが演じる。 そんな演技派が集う豪華キャストで一族の思惑が錯綜する“お屋敷ドラマ”、切なくも美しい“大人のロマンス”、汚職官僚に立ち向かう女性たちの“サクセスストーリー”を描き切った本作は、中国で配信ドラマランキング1位となる大ヒットを記録した。■ 性格も境遇も正反対の2人のヒロイン それぞれのロマンスと友情に感動！ 幼い頃から任家でコク絲の技術を学んで一番弟子となった沈翠喜は、当主の任雪堂（じんせつどう）と結婚して女主人となり、それこそが自分の生きる道と信じてきた。だが、任雪堂は幼なじみの恋人・曽宝琴との愛を手放すことなく、彼女が父親の汚職で没落して官妓となっても生涯を共にすることを誓い合い、彼女との間に息子をもうける。そんな中、ある事件で任雪堂が行方不明となったことで、沈翠喜と曽宝琴は対立しながらも互いに助け合うことになり、葛藤や困難を乗り越えて絆を深めていく。 同時に、沈翠喜は余命わずかな青年・魏良弓（ぎりょうきゅう）と知り合い、初めて本当の愛と幸せの意味を知ることになる。そんな2人のヒロインのロマンスと友情の物語は人間心理が丁寧に描かれ、涙なしでは見られない展開に。また、女性の地位が低かった時代に彼女たちが手を取り合って男性社会の不正に立ち向かい、自分たちの人生を切り拓いていくストーリーにも熱い感動が押し寄せる。■ 世界無形文化遺産・コク絲をはじめとする、中国の美しい伝統文化 本作は2009年に世界無形文化遺産になったコク絲をテーマにしているのも大きな見どころ。養蚕、染色から機織り機でコク絲が織り上げられるまでの作業工程が再現され、伝統を今に受け継ぐ職人から本格指導を受けたというジアン・チンチン、ヤン・ロンら俳優陣が、劇中で非常に繊細なコク絲の技術を披露する。 また、中国四大刺繍の一つである蘇州の刺繍・蘇繍、中国三大織物の一つである蘇州の宋錦が登場するほか、伝統演劇・崑曲（こんきょく）が歌われるシーンなども見ることができ、中国の伝統文化を存分に味わえる贅沢な一作となっている。■ 水の都・蘇州を再現した映像美 世界無形文化遺産・コク絲の生産地となった商業と文化が栄えた蘇州の街は“中国のハリウッド”と謳われる横店影視城（おうてんえいしじょう）のセットで撮影が行われた。さらに、小道具も本物の貴重な骨董品などが使用されたことで、まるで一幅の絵のような壮麗な映像美が実現。『瓔珞』でも高く評価されたユー・ジョンのセット・美術に対するこだわりが本作でも随所に見られる。 『清越坊の女たち～当家主母～』DVDは12月2日（金）リリース。同日よりU‐NEXTで独占先行配信開始。現在、公式YouTubeにて第1回が特別公開中。