俳優の吉沢亮が主演を務めるドラマ『PICU 小児集中治療室』(フジテレビ系/毎週月曜21時)の第6話が14日に放送。武四郎(吉沢)の成長や子役の演技力に反響が集まった。



【写真】『PICU 小児集中治療室』第6話 子役の演技も話題に

 拡張型心筋症で、心不全の憎悪を何度も経験している圭吾(柊木陽太)には、心臓移植が必要だったが、圭吾は心臓移植を希望しておらず、移植待機の登録もしていなかった。なかなか心を開かない圭吾に武四郎が優しく寄り添うと、圭吾は自分の本心を話し始める。

 武四郎は、心臓移植をすれば治る可能性があると伝えるが、圭吾は「そんなことするぐらいだったら死んだ方がいい」とキッパリ。そして「子どもが死ぬのを待つのが嫌だ。僕より大変な子がいて、その子からもらうんでしょ?それに早く子どもが死んじゃいますようにってお願いするみたいだ。かわいそうだよ」と話す。


 圭吾の気持ちを知った武四郎は、圭吾のために“修学旅行”を企画。武四郎はリスクがあることは理解しつつ、圭吾にこれ以上あきらめてほしくないと願ったのだ。“修学旅行”では、武四郎たち医師が付き添い、3時間という限られた時間でバスを使って北海道を“東京”として札幌ドームなどを周った。最後に圭吾を待っていたのは、特別な気持ちを抱いている優里(稲垣来泉)や、学校の友達だった。

 圭吾は友達の呼びかけに涙を流しながらも笑顔で「おう!」と答える。時間になり、バスが出発するも優里はバスを追いかけて「圭吾!中学になったら一緒に部活に入ろう。
高校に入ったら一緒にバイトしよう。大学になったら一緒に東京に旅行に行こう。約束だよ!」と叫ぶ。圭吾は窓から「優里!大好き」と叫び、優里も「私も!大好き!」と答えた。

 その後、圭吾は武四郎に「やっぱり俺、心臓移植したい。心臓をくれる子の分も長く生きたいと思う。
ゲーセンも行くし釣りもするし。大きくなったら優里と同じ大学行って結婚するわ」と伝えるのだった。

 武四郎の成長が見えた今回。視聴者からは「どんどん成長していってる」「しこちゃん先生の日々の成長がすごい」「真っ直ぐな気持ちが人の心を動かすんだね」「成長した姿みれてよかった」などの声が続出。また、稲垣や柊木ら子役の演技には「名演技に泣けた」「お芝居上手すぎて泣ける」「素晴らしい演技」「子役さんたちのお芝居が素晴らしい」「存在感がすごかった」などの声が集まった。