俳優の小栗旬が主演を務める大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(NHK総合ほか)第45回「八幡宮の階段」が本日放送され、トウ(山本千尋)が北条政子(小池栄子)の自害を止めるという意外な行動に出た。
【写真】源実朝(柿澤勇人)を迎える源仲章(生田斗真) 『鎌倉殿の13人』第45回「八幡宮の階段」場面カット
20日に放送された第44回「審判の日」で、義時(小栗旬)からの命で源仲章(生田斗真)の暗殺に向かうも、先を読まれ暗殺に失敗、捕らえられてしまったトウ。
場面は変わり、息子の実朝(柿澤勇人)が討たれ、悲しみに暮れる政子の手には小刀が握られている。首元に小刀をあて自害しようとした時、背後から止めに入ったのはトウであった。止めただけでなく、「あなたが殺して」という政子に対して「自ら死んではならない」と言うのであった。
アサシン・善児(梶原善)に育てられ、暗殺者として多くの人を殺めてきたトウが、自害を止め、生きること促した。善児に復讐を果たしてから、暗殺失敗が続いていたトウ。自らが監禁され、はじめて死の恐怖にたったとき、自分が今まで殺めてきた人の命について考えたのだろうか。トウの思いがけない行動に困惑した視聴者も多い。政子を救ったことが今後どう影響していくのか。トウの登場にも期待が高まる。
大河ドラマ『鎌倉殿の13人』はNHK総合にて毎週20時放送。BSプレミアム、BS4Kにて18時放送。