民法改正により2022年4月から成人年齢が20歳から18歳に引き下げられた。そのため2004年4月2日生まれから2005年4月1日生まれの人は2022年度に成人を迎え、自治体によっては2023年1月に開催される成人式にも参列することとなる(※多くの自治体では従来通り20歳が対象)。

ここでは、注目の新成人(18歳)となる子役出身の人気俳優たちをまとめてみた。

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 2010年放送のドラマ『Mother』(日本テレビ系)で一躍注目を集め、主演ドラマ『マルモのおきて』(フジテレビ系)で大ブレイクを果たし、“天才少女”の名をほしいままにした芦田愛菜。以降もテレビドラマや映画への出演を続け、現在はバラエティ番組のMCからCMまで多数出演。2022年はドラマ『エンディングカット』(NHK総合)、映画『メタモルフォーゼの縁側』で主演を務めた。

 2006年、わずか1歳で芸能界デビューをし、芦田と『マルモのおきて』で共演。ともに大ブレイクしたのが鈴木福だ。
抜群の演技力と愛嬌あふれるキャラクターは製作者からの支持も厚く、実写版映画『銀魂』シリーズで知られる福田雄一が演出を手がけた映画『コドモ警察』に単独主演。18歳となった2022年は情報番組『ZIP!』(日本テレビ系/毎週月~金曜5時50分)内の朝ドラ「泳げ!ニシキゴイ」に出演したほか、出演した舞台『きっとこれもリハーサル』も上演された。

 2011年放送のドラマ『家政婦のミタ』(日本テレビ系)への出演で人気を集めたのが本田望結。ドラマや映画、バラエティ番組などの芸能活動と並行して、3歳から始めたというフィギュアスケートでも輝かしい成績を残しており、2020年6月にはフィギュアスケート選手としてプリンスホテルに所属登録するに至った。2022年はドラマ『少年のアビス』(MBSほか)、映画『きさらぎ駅』に出演し、俳優としての存在感を放った。

■CMでおなじみの女優、留学帰りの“元・月9子役”も

 鈴木梨央は、2013年放送の大河ドラマ『八重の桜』(NHK総合)で主人公・八重(綾瀬はるか)の幼少期を演じて注目を集めると、同年放送の『Woman』(日本テレビ系)で主演を務めた満島ひかりの妹役でブレイク。
2015年にスタートし、現在も続いている「ポカリスエット」のテレビCMでは吉田羊と母娘を演じ、テレビですっかりおなじみの存在となっている。

 2009年に放送された「カルピス」のテレビCMで、一躍注目を集めた小林星蘭は、以降も女優としてテレビドラマや映画に出演。近年は声優としても活躍していて、2018年放送のテレビアニメ『若おかみは小学生!』では主人公役に抜てきされ、同年の劇場版でも主演を務めることに。2021年にはバラエティー番組『今夜くらべてみました』(日本テレビ系)で劇的イメージチェンジを果たし、話題を呼んだ。

 谷花音は、2011年放送の月9ドラマ『全開ガール』(フジテレビ系)への出演で脚光を浴び、NECのテレビCMでブレイク。ドラマへの出演が相次ぐ中、2017年は劇場アニメ『夜明け告げるルーのうた』で主演を務めた。
その後アメリカ留学を経て、2022年には相葉雅紀主演の舞台『ようこそ、ミナト先生』にも出演している。