英王室のプリンセス、シャーロット王女。プラチナジュビリーやエリザベス女王の逝去など、今年は何かと話題の多かった英王室だが、シャーロット王女も公務に参加する機会が増え、イースター礼拝への初参加をはじめ、初めてのモーメントもキャッチされた。

そんなシャーロット王女の2022年を振り返ってみよう。

【写真】おませでキュートな瞬間がいっぱい! シャーロット王女、2022年の活躍を振り返り

■3月 亡くなったフィリップ殿下の追悼式に参加

 2021年4月に99歳で亡くなった、エリザベス女王の夫フィリップ殿下の追悼式が英ロンドンのウェストミンスター寺院で行われ、シャーロット王女も父ウィリアム王子(当時)と母キャサリン妃、兄のジョージ王子と一緒に参列。この日は丸襟が可愛らしいネイビーのコートと同色のタイツ、リボンの付いたバレエシューズで会場に。エリザベス女王やチャールズ皇太子(当時)らと一緒に亡き曽祖父を偲んだ。

■4月 イースター礼拝に初参加

 春の訪れを祝うイベント、イースターの礼拝が、ウィンザー城内にあるセントジョージ礼拝堂で行われた。通常、王室の子どもたちはこの礼拝には参加せず、プライベートでエッグハントをしてお祝いするのが習わしとのことだが、このところ活躍の場を広げているジョージ王子とシャーロット王女も今年初参加。母キャサリン妃とカラーコーデした水色の花柄ワンピがとってもキュートだった。

■5月 7歳に!

 5月2日に7歳の誕生日を迎え、誕生日前日に、母のキャサリン妃が撮影した最新のポートレートが公開された。一緒に写るのは、一家が迎えた新入りのコッカー・スパニエルで、一家の愛犬が亡くなった昨年秋、キャサリン妃の弟ジェームズ・ミドルトンから譲り受けた犬だそう。ニコっと笑うシャーロット王女のところどころ抜けた歯も成長の証!

■6月 プラチナジュビリー

 6月には、エリザベス女王の即位70年を記念する祝賀行事、プラチナジュビリーが開催された。4日間に渡ってお祝いイベントが行われ、英国中が盛り上がったが、期間中はシャーロット王女も各所で大活躍。初日に行われたパレードでは、手を振り続ける弟のルイ王子をたしなめるキュートなお姉さんモーメントが目撃されたほか、両親と共にカーディフ城を訪問した際は、オーケストラの指揮を取り、ジョージ王子と笑顔が弾ける姿も。
ほかにも、地元コミュニティと一緒にお祝いするためのケーキをお手製したり、記念コンサートに参加したりと、シャーロット王女は大活躍。

■6月 父の日

 英王室のビッグイベント、プラチナジュビリーの余韻が残る父の日、満面の笑みを浮かべた父子4ショットがインスタグラムで公開された。家族でヨルダンのペトラを訪れた際に撮影したものだそうで、シャーロット王女は片手にサングラスを持ち、ビッグスマイルを浮かべている。

■7月 サッカー女子代表を応援

 7月には、イングランド代表チーム“ライオネシズ(雌ライオンたち)”が、女子サッカーの欧州選手権(ユーロ)で初優勝の快挙を遂げた。大のサッカーファンだというシャーロット王女は、試合の前に父ウィリアム王子と一緒にインスタグラムでチームに応援メッセージを投稿。「僕らは、ライオネシズの今夜の幸運を心から祈っています。大会でのチームの活躍は素晴らしかったです。みなさんを最後まで応援します!」と語る父に続き、シャーロット王女も「勝てますように、バイバイ!」と声援を送った。

■8月 兄なしで公務に

 8月には、英バーミンガムで行われた「コモンウェルスゲームズ」の水泳の大会を両親と一緒に観戦。この日のシャーロット王女は、白い丸襟がかわいらしいネイビーのボーダーワンピースを着て、髪の毛をおさげに結んだキュートな出で立ち。兄弟と離れて公務に参加するのはこれが初めてだった。

■9月 転校

 秋には、住み慣れたロンドンのケンジントン宮殿から郊外のウィンザーへ一家でお引越し。
これに伴い、3きょうだいは新居のアデレード・コテージからほど近い、バークシャーのランブルック・スクールに転校した。初日には、兄のジョージ王子と弟のルイ王子と共に真新しい制服に身を包み、両親に手を引かれ元気に登校する姿が公開された。キャサリン妃によると、もうお友達もできて、楽しく通っているとのこと!

■9月 葬儀でおマセぶり発揮

 エリザベス女王が逝去し、ひ孫にあたるシャーロット王女も兄のジョージ王子と共に、国葬に参列。シャーロット王女は、黒いコートの胸元に、乗馬を愛した女王を偲んで馬蹄モチーフのブローチを付け、ハットをコーデ。これまでよりも一段と大人びたルックで出席した。ハットとジュエリーを公式の場で身に付けるのはこれが初めてだった。葬儀では、シャーロット王女がジョージ王子に対し、女王の棺にお辞儀をするよう、しっかりした表情でリマインドするなど、ファッション以上におマセな瞬間も目撃されている。

■12月 クリスマスコンサート&礼拝に参加

 そして12月。昨年に続き母のキャサリン皇太子妃が、今年もロイヤル財団が主催するクリスマスキャロルコンサートのホストを務めた。シャーロット王女も父ウィリアム皇太子と兄ジョージ王子と共にキャサリン皇太子妃をサポート。キャサリン皇太子妃が着たエポニーヌ・ロンドンのバーガンディのコートドレスに合わせ、同色のコートドレスにネイビーのタイツ姿で会場入り。コンサートには、チャールズ国王とカミラ王妃はじめ、ユージェニー王女夫妻やベアトリス王女夫妻、キャサリン皇太子妃の両親や妹ピッパ・ミドルトンの姿もあり、一足早いクリスマスを、親族一同で楽しんだ様子。
また、コロナ禍を経て、3年ぶりに英王室恒例のクリスマス行事が開催され、サンドリンガム・ハウスに王室メンバーが集結。クリスマス当日には教会で行われるクリスマス礼拝に一行が歩いて向かうのが習わしだが、シャーロット王女もきょうだいたちと一緒に姿を見せた。

 今年、シャーロットの両親は、エリザベス女王の逝去を受けて称号が代わり、皇太子を指すプリンス&プリンセス・オブ・ウェールズに。一家の役割がますます大きくなるのは必至とみられる。シャーロット王女も、エリザベス女王のかつての称号エディンバラ公爵夫人を継ぐのでは?との声もあり、おマセでキュートなプリンセスの今後が楽しみだ。(文・寺井多恵)

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