殺し屋女子コンビを主人公にしたアクション映画の続編『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』より、予告編と場面写真が解禁。併せて丞威、濱田龍臣らの出演が発表された。



【動画】『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』予告編

 本作は、漫画から飛び出たような個性豊かなキャラクターたちが奏でるオフビートな笑いと本格アクションで話題を呼んだ『ベイビーわるきゅーれ』の続編。前作は、Filmarks初日満足度ランキング第1位、日本映画批評家大賞・新人賞(第31回新人監督賞:阪元裕吾/新人女優賞:伊澤彩織) を獲得した。

 殺し屋コンビのちさと(高石あかり)とまひろ(伊澤彩織)は、また途方に暮れていた。ジムの会費、保険のプラン変更、教習所代など、この世は金、金、金…。時を同じくして殺し屋協会アルバイトのゆうり(岩永ジョーイ)とまこと(濱田龍臣)兄弟も、途方に暮れていた。上からの指令ミスでバイト代はもらえず、正社員じゃないから生活は満足いかない。そんな時「ちさととまひろのポストを奪えば正規のクルーに昇格できる」という噂を聞きつけ、作戦実行を決意するが…。

 監督と脚本は、前作で才能を認められ、一躍大注目の監督となった阪元裕吾。アクション監督は、前作に引き続き、ジョン・ウー監督の『マンハント』等でジャパンアクションアワードベストアクション監督賞を受賞し、小沢仁志の還暦記念映画『BAD CITY』では監督も務める園村健介。

 ちさと役の高石あかりは前作公開後、二宮健が監督を務めたドラマ『生き残った6人によると』を始め数々の映画やドラマに出演し、目黒蓮×今田美桜の東宝映画『わたしの幸せな結婚』の公開も控えている。前作で初めて本格的に演技に挑戦したまひろ役の伊澤彩織は、スタントパフォーマーとして、キアヌ・リーブス主演の『ジョン・ウィック:チャプター4』に2ヶ月参加するなど、着実にステップアップを重ねている。

 そして前作に引き続き、KYONOがオープニングの楽曲を提供。
フィーチャリングに迎えたROTTENGRAFFTYのN∀OKIとともに、物語の始まりにふさわしい、心沸き立つナンバーで盛り上げる。

 この度、予告編と場面写真が解禁。併せて追加キャストが発表された。新たな敵となる殺し屋協会アルバイトのゆうり役に丞威、弟・まこと役に濱田龍臣。また、死体処理業者・田坂役で水石亜飛夢、その部下・宮内茉奈役で中井友望、殺し屋組織のマネージャー・須佐野役で飛永翼(ラバーガール)、ちさととまひろがアルバイトする先の商店街のおじいさん・松本役で渡辺哲が出演する。

 映画『ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー』は、3月24日より劇場公開。

 ※キャストのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■丞威(殺し屋協会アルバイトの兄・ゆうり役)

出演オファーの連絡を受け、あらためて第1作目を見直しました。「こんな映画今まで無かった」シュールすぎる芝居のテンポ、遠慮無しの激アツバトル、新進気鋭の監督は僕と同世代、対戦相手に不足はない。「前作のラストバトルを越えなきゃいけない」とプレッシャーもありましたが、「これはやるしかない!」新型コロナ感染対策で燻りかけていた「闘志」に火がついた! 撮影中もアドレナリン出まくり、楽しかった! 特にまひろとのラストバトルシーンは僕にとって代表作の1つになりました。出演オファーに繋がったファンの方々の声、心から感謝します。皆さんの反応が楽しみです。
ぜひ劇場の大画面で見てください。お待ちしています!

■濱田龍臣(殺し屋協会アルバイトの弟・まこと役)

殺し屋役ということで、自分が今まで演じたことがないような役ということもあり、驚きもありましたが、脚本を読んで、キャラクターそれぞれの格好良さやかわいらしさに溢れていて、撮影がとても楽しみでした。
まことを演じる上で、とても変なところが多いキャラクターですが、その中でも兄のゆうりとの関係性や真っ当に恋をしていたり、まことの可愛らしい部分と殺し屋としての表情のメリハリがはっきりしていたので、そこを意識して演じました。
ちさととまひろペアだけではなく、ゆうりとまことの兄弟ペアにも注目していただきたいです。とても素敵な作品になっていると思いますので、ぜひ劇場へお越しください。

■水石亜飛夢(死体処理業者・田坂役)

ちさとさん、まひろさんが仕事するとなれば処理係の私も駆り出される訳で。
キッチリやらせていただきますけどねプロですから。それで言うと本当に頭だけは撃って欲しくない訳ですよ、だってあちらもプロな訳じゃないですか。プロ同士リスペクトを込めた関係の上でないと仕事ってペチャクチャペチャクチャ
失礼しました、田坂さんからの愚痴はさておき。
再びお声がけいただいたこと、とても嬉しく思います!

オリジナル作品の続編が作られるというのは凄いことです。
これも作品の親である阪元裕吾監督、クルーの皆さま。作品とキャラを愛してくださる方々のおかげです。
有難うございます。
アツさと同じくらい、絶妙で独特のユルさ。
殺し屋エンターテイメント映画、よりパワーアップしております。
今回は続投キャラに加えて新キャラも。
田坂さんも前回以上にはしゃがせていただきました。
お一人でも、ご友人とでも、誰とでも!
是非スクリーンの前でワクワク、ニヤついてください。

■中井友望(田坂の部下・宮内茉奈役)

前作を拝見し、ただ観客としてこの映画のファンだったので、今回のお話をいただいた時、ここに私もいれてもらえるのかと思うと、ワクワクと緊張と色んなものがブワッと昂ったのを覚えています。一ファンとして、ストーリーはもちろん、そこにちさととまひろがスクリーンに映ってさえいればいい、この2人をずっと見ていたい、と思う映画だったので、私の演じる宮内がどうプラスの要素をもたらせるだろうと悩んだりもしましたが、水石さん演じる先輩田坂さんという、これまた強いキャラクターに引っ張っていってもらいながら、結果、本当に純粋に楽しんで撮影を終えました。変わらない、けど新しいベイビー2、最高です。ぜひ劇場で見てください。

■飛永翼(ラバーガール)(殺し屋組織のマネージャー・須佐野役)

嵐のように過ぎ去った1作目の撮影。公開されると僕が撮影現場にいた時間に比例しないたくさんの「観たよ、面白かった!」といった嬉しい反響を頂きました。
そんな大好評の作品の待望の続編。今回は出番も少し増え(どうだっけ笑?)前作とは違う景色がたくさん観られました。

オーラのように自信を身にまとった主役のお2人。笑いと活気に溢れたスタッフ陣。監督が作りたかった映画がこの2から始まったことを確信できた現場でした。僕もその作品の1キャラとしてうまく馴染めていればなあと思います。是非、劇場で確認してみてくださいね。

■渡辺哲(商店街のおじいさん・松本役)

阪元監督作品はとにかく脚本が面白い! 主役のお2人も、役へのこだわりが強く、アクションも含め、凄いエネルギーの中私も芝居が出来たこと、幸せでした。当然現場も面白く、楽しかったです。 気持ちのいい現場から生まれたこの作品、是非楽しんで下さい。

■SUZUKA(新しい学校のリーダーズ)(主題歌)

完成した作品を観て、アクションのプロフェッショナルさに感激しました。なのにクスクスしてしまう役者さん達の笑いのセンス。
楽しませていただきました。
最後に「じゃないんだよ」が流れた時"おあぁ~ァーン。あら?私達の曲じゃない~?"って、ニヤニヤしました。ありがとうございます。

■RIN(新しい学校のリーダーズ)(主題歌)

激しい闘いが繰り広げられた後にエンドロールで流れてくる「じゃないんだよ」は、映画を堪能したからこそ感じられる、深みでした。
私たちにとっての非日常な世界が、彼女達にとっての日常。あたり前“じゃないんだよ”を目の当たりにできる作品です。楽曲と映画、一緒に楽しんで頂きたいです!

■MIZYU(新しい学校のリーダーズ)(主題歌)

戦いのアクションシーン本当に本当にかっこよかったです。大迫力の戦いの上に劇場の大画面でさらに迫力が増して興奮しました! 台詞やシーンの細部で垣間見える監督の遊び心に何度もにやにや、くすくすしてしまいました。エンドロールで流れてきた主題歌「じゃないんだよ」が本当に主演の2人のテーマソングみたいにマッチしてて嬉しかったです。私自身ももう一度劇場で見たいですし、色々な人に楽しんでもらいたい映画です!

■KANON(新しい学校のリーダーズ)(主題歌)

初めての映画の主題歌なので、喜びとドキドキで胸がいっぱいです! 実際に完成した映画を見させて頂いて、エンドロールで私たちの曲が流れた時、背中がゾワッとしました。こんなに素晴らしい作品の主題歌を担当させて頂けて本当に光栄です。
映画の内容ととてもマッチしていて、パワフルかつスリルある曲なので、楽しんで聴いて頂きたいです!

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