ランジェリーブランド、ヴィクトリアズ・シークレットのショーが新しくなって、4年ぶりに戻ってくることがわかった。

【写真】休止前最後に開催された「ヴィクトリアズ・シークレット2018」の様子

 かつて、ブランドの顔を務める“エンジェル”として人気モデルが登場し、毎年クリスマス時期に行われていたヴィクトリアズ・シークレットのファッションショーが、今年4年ぶりにカムバックすることがわかった。

Page Sixによると、先週同ブランドが2022年の業績発表会を開催し、明らかにしたそうだ。

 ヴィクトリアズ・シークレットのショーは1997年にスタート。クラウディア・シファーやナオミ・キャンベルハイディ・クルム、タイラ・バンクスなど90年代を代表するスーパーモデルから、ミランダ・カージゼル・ブンチェンアドリアナ・リマ、カーリー・クロス、ジジ・ハディッドケンダル・ジェンナーまで、錚々たるモデルたちがランウェイを歩き、高価なジュエリーを散りばめた「ファンタジーブラ」や、豪華ミュージシャンによるパフォーマンスなどで注目を集めた。

 しかし、2019年にモデルの多様性の欠如や、経営陣のセクハラなどが糾弾され、2019年からショーの開催が中止されていた。これを受け、同ブランドはより女性をエンパワーするマーケティングメッセージを打ち出すように路線を変更。多様性にフォーカスするようになっていた。


 発表によると、今年開催されるショーは同ブランドの今を反映したものとなり、「新たなバージョン」のショーがお披露目されるという。

 同ブランドは声明で、「女性の声とそのユニークな視点を支持するというブランドとしての公約をさらに強化する」とコメント。「マーケティングとエンターテイメントの領域において我々の最高の財産であるショーをアップデートし、今の私たちを反映させるものとして蘇らせます。今年の後半に詳細を発表できるのを楽しみにしています」としている。