英王室のキャサリン皇太子妃が、スカーフを纏ってロンドンにあるヘイズ・ムスリム・センターを訪問。折り鶴体験をした。
【写真】キャサリン妃、スカーフを纏ってムスリムセンターを訪問
Peopleによると、現地時間3月9日、ウィリアム皇太子とキャサリン妃が、ロンドンにあるヘイズ・ムスリムセンターを訪問した。このセンターは、2月6日に発生したトルコ・シリア大地震の被害者救済のため、2万9000ドル以上もの資金を集めており、皇太子夫妻は、同センターの職員や、資金集めを行った人々と面会し、感謝を述べたそうだ。
この日キャサリン妃は、イギリスのブランド、キャサリン・ウォーカーのジャケットコートに合わせ、エランのスカーフで頭部を覆って、ムスリムの文化に敬意を表明。ウィリアム皇太子は、ネイビーのパンツとニットの上にモスグリーンのジャケットを羽織り、同センターを訪れた。
皇太子夫妻は、同センターの職員のほか、セーブ・ザ・チルドレンやイスラミック・リリーフ、英国赤十字社など、トルコ・シリア大地震の支援を行う15のチャリティ団体の職員とも面会し、活動について話を聞いた。また、リッチモンド地区の学校と共同で資金集めを行ったトルコ女性協会のスタッフとも交流。この団体は、バザーでトルココーヒーやホームメイドのお菓子、地元の児童が作った希望のシンボルである折り鶴を販売し、1万ドル以上の資金を調達したそうで、夫妻はスタッフから折り鶴の作り方を教わった。
スタッフの女性は、「折り鶴をつなげることがとても大切です。一人ひとりが折った鶴をつなげる程、パワーを持つからです」と夫妻に説明。初めて作った折り鶴を見せあい、ウィリアム皇太子がキャサリン妃の折り鶴を「飛行機の羽みたいだね。速そうだ」とからかう姿もキャッチされた。