紺野彩夏が、5月7日スタートのドラマ『サブスク彼女』(ABCテレビ、DMM TV)で、地上波連続ドラマ初主演を務めることが発表された。

【写真】『サブスク彼女』で連ドラ初主演の紺野彩夏

 山本中学の同名漫画を実写化する本作は、月額定額制のサブスクリプション+恋愛をモチーフに、今を生きる若者たちの恋に揺れる心情をみずみずしくリアルに描く。



 主人公の女子大学生・トモは“本命として選ばれない”というむなしさと、恋愛感情を“搾取”され続けてきた苦い体験から脱するために、SNSでつながった小さな世界で“サブスク彼女”というサービスを始める。月額定額制で女の子のラインナップから好みの彼女を選べる割り切った恋愛スタイルなら、恋に苦しむこともない―。恋に純粋ながらもこじらせまくったトモの突飛な思いつきに興味を抱いて集まってくる女性たち、そしてトモのことをいちずに好きな男友達コースケの存在。この“サブスク彼女”が、意外な恋愛模様を巻き起こしていくことに。

 男性の感傷的な情動(=エモさ)に一方的に浸られる恋はこりごり…だけど、好きな人の“特別”になりたいと願う女性のホンネをさらりと描く本作は、恋愛の理想と現実の間で揺れ動き、悩みあがく姿が切なくもこっけいで愛おしい、そんなちょっぴり不思議な物語。恋に酔いしれるだけのエモーショナルな恋愛にカウンターをくらわす…そんな今の空気感を切り取ったサブスク×ラブストーリーとなる。

 主演の紺野は「トモ以外にもたくさんのキャラクターがそれぞれの悩みを抱えています。女性だけではなく男性にも、どの世代の方にも共感していただけるところがあるのではないかな、と思っているので、ぜひ楽しんでご覧いただけたらと思います!」とメッセージを寄せた。

 原作者の山本は「実写化のお話はホワリと出版社担当さんより伺っていたのですが、本当に決定になり驚きました!ストレートなタイトルの『サブスク彼女』というお話は、実はちょっとややこしいお話…ヒトの簡単にはいかない心の側面が含まれるお話です。実写となり生身の役者さんたちがどの様に演じられ、観る方々がどう感じられるのか楽しみです!」とコメントしている。

 ドラマ『サブスク彼女』は、ABCテレビにて5月7日24時55分放送スタート。DMM TVにて独占配信。


 ※紺野彩夏&山本中学のコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■紺野彩夏(トモ役)

――サブスク×恋愛という意外な組み合わせがモチーフの原作です。まずはタイトルの印象をお聞かせください。

タイトルを聞いたときは、サブスクと彼女の繋がりが思いつかなかったので驚きました。

――また原作を読まれた印象はいかがでしたか?

サブスクと彼女、はじめは設定にすごく驚きましたが、読み進めていくにつれて、トモの本命としては選ばれないと薄々わかっていながらも、相手のことを思ってしまう虚しさや苦しさが伝わってきて、共感できる女の子も多いんじゃないかなという印象でした。

――演じる「トモ」の印象は? また彼女のどのような部分を特に表現しようと思われたかもお聞かせください。

誰かの本命になりたいという気持ちがとても強い、純粋な子なのかなと思いました。純粋だからこそ、自分からサブスク彼女になって、本命じゃなくてもいいという道を選んでしまったんだろうなと思いました。
そんなトモの真っ直ぐすぎて頑固になってしまうところ、虚しさ苦しさを表現できたらいいなと思っています。

――「サブスク彼女」と言わないまでも、もしあったら利用してみたいサブスクサービスは?

フィルムカメラのサブスクがあったらいいなぁと思います。フィルムカメラが好きなのですが、物によっては高価なものもあるので気軽に試せたら嬉しいなと思います。

――最後に視聴者のみなさんに見てほしいところ(メッセージ)を!

トモ以外にもたくさんのキャラクターがそれぞれの悩みを抱えています。

女性だけではなく男性にも、どの世代の方にも共感していただけるところがあるのではないかな、と思っているので、ぜひ楽しんでご覧いただけたらと思います! 放送をお楽しみに!

■山本中学(原作)

――実写化が決まった際のご感想と、作品のどんなポイントが視聴者の皆さんに届くことを期待されているか、お聞かせください。

実写化のお話はホワリと出版社担当さんより伺っていたのですが、本当に決定になり驚きました! ストレートなタイトルの「サブスク彼女」というお話は、実はちょっとややこしいお話…ヒトの簡単にはいかない心の側面が含まれるお話です。実写となり生身の役者さんたちがどの様に演じられ、観る方々がどう感じられるのか楽しみです!

――主人公トモを紺野さんが演じる上で楽しみにされている、もしくは期待されている部分をお聞かせください。

主人公のトモは見る人によって見え方が違う女の子ですので、演じられるのは色々な意味で大変かと思います…! トモを演じて下さりありがとうございます。紺野彩夏さん頑張って下さい、応援しております!

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