関ジャニ∞の横山裕が主演を務めるドラマ『帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし』(テレビ朝日系/毎週土曜23時)がクランクアップを迎えた。2年ぶりに続編に挑んだ横山は「ドラマファン、原作ファンからの声に支えられ、ものすごく励みになった。
【写真】コタロー役・川原瑛都と一緒に笑顔を見せる横山裕
2021年に放送された前作から2年経っての放送だった本作。横山は「やっぱり続編って難しいってジンクスがある」と、続編へのプレッシャーはありながらも、気心の知れたキャスト・スタッフでの撮影に、みなリラックスして臨めていたことを明かす。
「スタッフさんの熱量の部分が大きく、役者陣はそれに背中を押してもらい、そこですごくいい空気感が生まれていた」と語り、座長らしく、「毎回SNSで原作ファンの方、ドラマファンの方からたくさんの反響をいただいていたと聞き、すごく盛り上げていただいて感謝しています」と見守ってくれていた視聴者にも感謝の気持ちを伝えた。
一方、「撮影当初はうまくできるかなってドキドキしたりもして、とても不安だった」と語った川原瑛都。撮影場所だった『アパートの清水』ロケ地は思い出深い場所になったようで、「写真を撮ったり、TikTokを撮ったり、とても楽しい思い出ができました」と楽しそうにコメント。
さらに、キャスト陣からは最終回に向けてのメッセージも続々。「血の繋がりがなくても、絆を深めてしっかり支え合って生きていけるっていうことを教えてくれたこの作品は素敵だなって思います」と秋友美月役の山本舞香が語ると、小林綾乃役の百田夏菜子も「自分の幸せってなんだろう?とか、何をしている瞬間、誰といる瞬間が幸せなんだろうっていうのをあらためて考えさせられた」と告白。
岩永佑を演じた松島聡は「自分が普通に関わっている人って実は自分のことちゃんと見てくれているんだよっていう、そういった愛について深く考えてもらえたらうれしいです」と温かいメッセージを寄せた。
また、今作からの参加となった宇田桃葉役の白洲迅は、「瑛都を中心に、幸せな空気感がずっと流れているこの現場が僕は大好きでした」と振り返り、「人と人とのつながりの大切さなど、皆さんも何かを感じ取ってくれたらうれしいです」とメッセージを。田丸勇を演じた生瀬勝久は「僕もリアルタイムで見ようと思っているので、皆さん一緒に見ましょう。最後まで見ていただいて、いろんなことを感じていただければ!」と呼びかけた。
ドラマ『帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし』最終回は、テレビ朝日系にて6月10日23時放送。
※キャストコメント全文は以下の通り
<コメント全文>
【横山 裕(狩野 進・役) コメント】
もう全部出しきりました! 2年を経ての続編でしたが、本当に作品がパワーアップして帰ってきた感があって、やっぱり続編って難しいってジンクスがある中、それをはねのけて、みなさんにすごく評価いただけたり、たくさんご覧いただいたり、とてもうれしかったです。それはやはりスタッフさんの熱量の部分が大きく、役者陣はそれに背中を押してもらい、そこですごくいい空気感が生まれ、『コタローは1人暮らし』のキャラが生きているのがあらためて楽しかったと思っています。
原作に忠実に、でもドラマのオリジナリティーも出しつつという、その折り合いがとても素晴らしかったし、毎回SNSで原作ファンの方、ドラマファンの方からたくさんの反響をいただいていたと聞き、すごく盛り上げていただいて感謝しています。おかげで現場も盛り上がり、みんなが楽しそうでした。
家族というすごい大事なテーマを扱ったぶん、この作品をすごく丁寧に作っていったのもすごく素敵なことだと思ったし、そこに関われたことがもう本当に光栄でした。感じるものはある作品になっているので、多くは語らず、皆さん最終回を見ていただけたらいいなと思います。
【川原瑛都(さとうコタロー・役) コメント】
撮影当初はうまくできるかなってドキドキしたりもして、とても不安だったんですけど、こうやって無事に終えられてまずはすごく安心しています。『アパートの清水』があるロケ地は前作から通った思い出の場所。今回も皆さんと写真を撮ったり、TikTokを撮ったり、とても楽しい思い出ができました。
横山さんも同じことを言っていましたが、続編の撮影が終わった今、本当にやり切った感じがしています。いよいよ最終回になり色々な展開があると思いますが、最後なので皆さん是非見てほしいと思います!
【山本舞香(秋友美月・役) コメント】
今日が撮影の最終日だという感覚があまりないくらい、あっという間の撮影期間でした。
瑛都は本当に素晴らしいと思います。彼なりに現場を明るくしてくれたり、大人がやるべきことをやってくれていたので、本当にお疲れ様でした! もっと大人になった10年後とかにまた会いたいな。
血の繋がりがなくても、同じアパートの住人だったとしても、絆を深めてしっかり支え合って生きていけるっていうことを教えてくれたこの作品は素敵だなって思います。最終回は本当に感動するストーリー。横山さんは台本を読んだ時点で泣いていたので、それに息を吹き込む私たちのお芝居で、もっともっと伝えられたらいいなと思っています!
【百田夏菜子(小林綾乃・役) コメント】
今はコタローに会えなくなるんだって思う寂しい気持ちと、これからもコタローの成長を見守りたいなという気持ちです。前作から2年経って久しぶりに会ったときも、第一声から前回と変わらないテンションで話しかけてくれて、撮影の合間には一緒に遊んだりしながら、私もちょっと子どもに戻ったりして、学生時代の気分を味わえました。学校とお仕事の両立は大変だと思うけれど、そのときしか味わえないその年齢でしか味わえない時間をたくさん過ごしてほしいなって思います。
当たり前ですけど、いろんな人たちがいて、いろんな環境があって、何が正解とかじゃなくって、家族でもうまくいってる場合、うまくいってない場合、ほんとそれぞれだと思うんですよね。でもそんな中で、自分が生きていく上でどの選択が幸せなのかっていうのを、私もこのドラマを見て、考えさせられる部分が多かったですし、あらためて自分の幸せってなんだろう?とか、何をしている瞬間、誰といる瞬間が幸せなんだろうっていうのを視聴者の皆さんも自然と、ふっと考える時間になっていたんじゃないかなと思うので、みなさんがこれを見て、より自分が幸せになる選択っていうのをたくさんするような、そんな背中を押してくれるようなドラマになっていたらいいなと思います。
【松島 聡(岩永 佑・役) コメント】
2年前、コロナ禍で前作が生まれ、皆さんがメンタル的に不安定なときにこういうあったかいドラマに佑という役で加われたっていうことに、やりがいを感じていました。
キャスト陣は本当にドラマの空気感のままで、すごく皆さん温かくて佑に接するような感覚で接してくれたので、いい意味でラフに現場にいられた気がします。横山くんからも、現場での距離感や自然なスタンスなどいろんなことを学ばせてもらいました。瑛都くんとはすっかり友だちみたいになれました! すごくプロ意識も高くて僕自身も刺激を受けたというか、悔しいなって思うくらいすごく大人びているし、でも急に子どもになるところもあるし、癒しでしたね(笑)。だから忘れないでほしいなって思います、僕のこと。
デジタルが強い時代になってきて、人と関わることや直接話すことも減ってきていて、でもあらためて家族だったり友だちだったり、職場だったり、そういういろんな関わりの中で人とのつながりや愛というものをこのドラマを通してたくさん感じてほしいなって思います。自分が普通に関わっている人って実は自分のことちゃんと見てくれているんだよっていう、そういった愛について深く考えてもらえたらうれしいです。
【白洲 迅(宇田桃葉・役) コメント】
僕は今作からの参加でしたけど、すごくこの作品が好きになりました。原作ももちろん、この作品自体の愛みたいなものを感じ、それを言葉にして表現できるくらいには自分の中で大切な作品になったなって、不思議とそう思えるくらいの作品になったなって思います。
瑛都を中心に、幸せな空気感がずっと流れているこの現場が僕は大好きでした。そういうのが画面にもしっかり影響しているといいなと思いますし、人と人とのつながりの大切さなど、皆さんも何かを感じ取ってくれたらうれしいです。
初日から最後まで、横山くんと瑛都の親子のような関係性はとても印象的で、素敵でした。
【生瀬勝久(田丸 勇・役) コメント】
今回はレギュラーメンバーがちょっと親しくなれたというか、いろんな話をしながら息が合ってお芝居ができたような気がします。横山くんとは芝居の間にもいろんな話ができたりしてよかったです。瑛都くんはやっぱり大人になった。自分が小学4年生だった頃を考えたらすごいことだなって思います。たぶんこれからも彼は役者を続けていくだろうけど、年相応のことを考えて、年相応の思いで生きていってほしいなと思いますね。
最終回、僕もリアルタイムで見ようと思っているので、皆さん一緒に見ましょう。最後まで見ていただいて、いろんなことを感じていただければと思います。