DC映画最新作『ザ・フラッシュ』のワールドプレミアが、日本時間13日にアメリカ・ロサンゼルスのチャイニーズシアターで開催。エズラ・ミラー、ベン・アフレックら豪華なキャストが登壇した。



【写真】『ザ・フラッシュ』豪華キャストが登場したワールドプレミア

 本作は、『THE BATMAN‐ザ・バットマン‐』『ジョーカー』など数々の大ヒット作を生み出してきたDCの最新作。現在・過去2人のフラッシュ、スーパーガール、バットマンなど、DC版アベンジャーズとも言える豪華ヒーローが時空を超えて交錯するタイムループ・アドベンチャーだ。

 この度、世界が待ち望む本作のワールドプレミアが、日本時間13日にアメリカ・ロサンゼルスのチャイニーズシアターにて開催。2人のフラッシュを1人で見事に演じ分けた“地上最速ヒーロー”フラッシュ役のエズラ・ミラー、スーパーガール役に抜てきされ映画初出演でスターの仲間入りを果たしたサッシャ・カジェ、『ジャスティス・リーグ』に続いてバットマン役を続投したベン・アフレック、DCスタジオの共同会長兼CEOとしてクリエイティブのトップに就任したジェームズ・ガン、世界が絶賛する最高傑作を作り上げたアンディ・ムスキエティ監督ら豪華スタッフ・キャスト陣が集結。フラッシュやバットマンのコスプレをした大勢のファンも駆けつけ、熱狂の渦に会場が騒然となる大盛況のワールドプレミアとなった。

 会場の前には長いレッドカーペットが敷かれ、豪華スターたちの登場に感激する大勢のファンの熱気と歓声に包まれたプレミア会場。
いよいよ公開を目前に控え世界が盛り上がる中、レッドカーペットには、白のジャケットを着こなすロングヘア姿のエズラ・ミラーが登場し、ファンの前に久しぶりに姿を現したエズラに割れんばかりの歓声と拍手が。

 父と亡き母を救うために時空を超え、世界を変えてしまった史上最速の男フラッシュを演じたエズラ。ワールドプレミアに登壇した心境について「とても光栄ですし、大きな喜びで、すごく興奮しています。本当に、本当に、僕にとっても美しい瞬間になってくれました。こうしてみんなに会えることがとても素晴らしいことで、この映画をみんなで祝える瞬間を持てたことが素晴らしい。ありきたりかもしれないけれど、みんなとともに辿った旅路だったから」とファンへの感謝を述べ、自身が演じた主人公フラッシュの魅力については「彼は地上最速のスピードがある上に利他的で、道徳的な秤もしっかり持っている。
それから犠牲的な精神もある。そういったヒーローとしてのカギとなる資質を彼は余すところなく体現しているから魅力的なんだと思う」と明かした。

 そして、『ジャスティス・リーグ』以来6年ぶりにバットマンとして復活するベン・アフレックも、妻のジェニファー・ロペスと共に登場。バットマンのような漆黒のスーツに身を包んだベン・アフレックは、バットマンとしてカムバックしたことについて「これまでの中でも一番楽しかったし、バットマン役を演じるなんて予想もしていなかったんだ。それでも、アンディ(・ムスキエティ監督)のことが大好きだし、以前の素晴らしい経験もあったから、ここに戻ってきて、また演じられることにすごくワクワクしたものを感じたんだ。ネタバレはしたくないけど、この映画の中で起こる小さなアイデアをとても気に入った。
バットマン役にどうして自分が惹(ひ)きつけられているのかを知ることができたと思う」と、笑顔で語った。

 また、フラッシュとバットマンと一緒に戦う“スーパーマンのいとこ”スーパーガール役に抜てきされたサッシャ・カジェも登場。黒のドレスに身を包んだサッシャ・カジェは役への想いについて「スーパーガールを演じることは、私にとってこの上もなくかけがえのないものでした。私にとっては彼女が全て。子供の頃の私は、大きすぎるほどの夢を持った子どもでした。そして今、ここにいて最も象徴的なアイコニックなヒーローの1人を演じています。
彼女のすべてを深く愛していますし、皆さんが彼女を見て、彼女に感情移入をしてくれて、そしてそこを見上げると私もそこにいるということを知ってもらえるのがとても嬉しいです」と語った。

 他にも『マン・オブ・スティール』でスーパーマンが死闘を繰り広げ倒したはずの“最強の敵”ゾッド将軍役のマイケル・シャノン、フラッシュの父ヘンリー・アレン役のロン・リビングストン、フラッシュの母ノラ・アレン役のマリベル・ベルドゥ、フラッシュの大学生時代の友人アイリス・ウェスト役のキアシー・クレモンズらも駆けつけ、盛況のプレミアイベントとなった。

 映画『ザ・フラッシュ』は、6月16日より日米同時公開。