木村拓哉が主演を務める月9ドラマ『風間公親ー教場0ー』(フジテレビ系/毎週月曜21時)の最終話が今夜19日に放送される。

【写真】北大路欣也が盲目の化学者・清家総一郎を演じる『風間公親ー教場0ー』最終話場面カット

 本作は累計130万部突破のベストセラーとなった長岡弘樹の『教場』シリーズが原作。

今回の連続ドラマでは、新春スペシャルドラマとして放送された『教場』(2020年)、『教場II』(2021年)以前、主人公の風間公親(木村)が新人刑事の教育に“刑事指導官”として当たっていた時代が描かれる。刑事指導官・風間がキャリアの浅い若手刑事とバディを組み、実際の殺人事件の捜査を通して、刑事のスキルを教育していく。

■最終話あらすじ

 風間公親らを襲って逃亡中の被疑者・十崎波瑠(森山未來)による犯行と思われる殺人事件が発生した。事件が起きたのは、有機化学者で大学教授の清家総一郎(北大路欣也)の邸宅。被害者は、清家の娘・甘木紗季(森カンナ)の夫で、無職の甘木保則(馬場徹)だった。保則の背中には千枚通しが突き刺さっていた。


 「義理の息子が殺されたようだ」と警察に通報したのは、第一発見者でもある清家だった。実は清家は、2年前に実験中の事故で劇薬を浴びて失明していたため、指輪を触ってリビングに倒れていたのが保則だと判断したという。風間とともに臨場した隼田聖子(新垣結衣)は、清家から詳しい話を聞く。

 清家は、無職の保則に毎月50万円の生活費を渡しており、保則は昨夜8時ごろそれを取りにやって来たのだという。ふたりは酒を飲み、清家は飲み続けている保則を残していつものように先に就寝したらしい。翌朝、目を覚ました清家は、リビングで倒れている保則につまずき、彼が殺されたと通報したのだという。


 一方、医師だという紗季は犯人に心当たりがなく、十崎のことも知らないと証言する。隼田は視覚障碍者である清家には殺人は無理だと判断。十崎の行方を追おうとする。

月9ドラマ『風間公親ー教場0ー』はフジテレビ系にて毎週月曜21時放送。