80歳にして、自身の当たり役の一つである冒険家のインディ・ジョーンズを再び演じたハリソン・フォード。最新作『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の世界同時公開を控え、引退しない理由を明かした。
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ポッドキャスト『Who’s Talking to Chris Wallace?(原題)』に出演したハリソンは、司会のクリス・ウォリスから引退について聞かれると、「仕事以外ではダメなんだ」とコメント。「仕事が好きだ。“自分は使える”と感じるのが好きなんだ。俺の欲望だよ。人の役に立ちたいんだ」と明かした。
映画製作のどういった面が好きなのかと聞かれると、「一緒に働く人間だ」と語り、「あの緊張感。人とコラボする親密感。それと、ページに書かれた言葉をどうにか良いものにしようという野望との組み合わせだ。撮影で何をしたいかは考えないし、義務感もない。だけど、そうだな、自分が取り組んだことに自然と影響されているんだろう」と続けた。
来月で81歳になるハリソンは、「年齢を隠すのではなく、ストーリーを語るうえで上手く利用し、年齢を疑問視する声に正面から立ち向かいたい。上手くやれたと強く感じている」と力強くコメント。
なおハリソンは、『シュリンキング:悩めるセラピスト』と『1923』でつい最近テレビドラマに進出したほか、このあと、マーベル映画『キャプテン・アメリカ』の新作と『Thunderbolts(原題)』でロス将軍を演じることが決まっている。