健康のためや、動物愛護の観点から動物性の食べ物を一切摂らないヴィーガン食をチョイスしているセレブは少なくない。でも、中にはヴィーガンを辞めた人もちらほらいて、その理由も、マット・デイモンとの食事中に突然辞めた人など、実に様々。
【写真】ヴィーガンをやめたセレブたちの体型<全身ショット>
■アン・ハサウェイ
オスカー俳優のアン・ハサウェイは、2019年のインタビューで、映画『インターステラー』の撮影中、マット・デイモンと食事をした時に突然ヴィーガンを辞めたことを告白。アンは、「ミシュランの星を獲得しているレストランに入ったとき、マットは感じの良い人だから『シェフが勧めるものを何でも頂くよ』とオーダーしたんです。そうしたら、1年ヴィーガンを貫いていた夫もそれに同調したんですよ。私は『ねえ、彼(マット)はトナカイのカルパッチョだって食べるんだよ…』と忠告したのですが、私だけがヴィーガンのひよっこで、他の皆は流れに身を任せる感じになりました。それでつい、『魚はローカルのものを使ってる?』と聞いてしまったわけです。そうしたら『フィヨルドはご覧になりました?』と言われて、仕方なくサーモンを注文しちゃいました。脳内のコンピューターが再起動するのを感じました」と明かしている。
■サミュエル・L・ジャクソン
映画『パルプ・フィクション』や『ヘイトフル・エイト』、マーベル映画などでおなじみのサミュエル・L・ジャクソンは長らくヴィーガンだったものの、『ターザン:REBORN』に出演した際、体重を増やすよう言われて方針を転換したそうだ。「体重を9キロ増やさないとクビにすると脅されたんです。それで(肉を)食べることにました。それ以来もうヴィーガンじゃないですね。
■ナタリー・ポートマン
映画『ブラック・スワン』でオスカー俳優となったナタリー・ポートマンは、現在100%ヴィーガンのようだが、第1子の妊娠中は一時ヴィーガンを辞めていたそうだ。「妊娠中は、必要に駆られてベジタリアンに戻っていました。身体に耳を傾け、卵や乳製品を食べました」とラジオのインタビューでコメント。その後はまたヴィーガンに戻っており、『ソー:ラブ&サンダー』で共演したクリス・ヘムズワースは彼女に敬意を表し、キスシーンの前に肉を控えたそうだ。
■ジャレッド・レト
映画『スーサイド・スクワッド』や『モービウス』に出演するジャレッド・レトは、確かにヴィーガンであるものの、時々緩める“チート・ヴィーガン”だそうだ。「僕は“チーガン”なんです。肉は食べないけれど、誰かのママがクッキーを焼いて渡してくれたら、一口もらいますね。それに、アラスカで天然サーモンが手に入ったら、食べますよね」と話している。
■チャニング・テイタム
映画『マジック・マイク』シリーズで鍛え上げたボディを披露し、スクリーン内外の女性を釘付けにしたチャニング・テイタムも、一時はヴィーガンに挑戦していたと、元妻のジェナ・ディーワンが、2013年のインタビューでコメントしている。チャニングは半年ほどヴィーガンを続けたものの、合わずに辞めたという。
■エレン・デジェネレス
人気司会者のエレン・デジェネレスは、2010年にヴィーガンだと話していたものの、2018年にNetflixで公開されたスタンダップショー『エレン・デジェネレス:それ、わかる!』で、もうヴィーガンでないことを告白。
■ズーイー・デシャネル
先日ジョナサン・スコットと婚約を発表したばかりのズーイー・デシャネルも、ヴィーガンを辞めたことを告白しているセレブの1人。「『BONES―骨は語る―』に出演する姉のエミリー・デシャネルは、高校以来ずっと厳格なヴィーガン。わたしもそうなりたいとは思ったけど、違うんです。色んな食べ物に敏感で、小麦や大豆を食べられないから、ヴィーガンでは食事でカロリーを摂取するのが難しいのです」とHealthのインタビューで打ち明けた。
■マイク・タイソン
意外なことに、元プロボクサーのマイク・タイソンも、何年もの間ヴィーガンだったようだ。「生活を変えたいと思って、違うことをしてみました。ヴィーガンになり、ヘルシーな生活を送る機会を得ることが出来ました」と告白。また2019年の別のインタビューでも、「母親と父親がいるような物は何も食べません。
このほか、マイリー・サイラスやリアム・ヘムズワース、キャリー・アンダーウッド、元アメリカ大統領のビル・クリントン、デレク・ハフなども、方針を転換。ヴィーガンを辞めたと告白している。