『プラダを着た悪魔』などで知られるアン・ハサウェイが、VOGUEやVanity Fairを運営する出版社コンデナスト・パブリケーションズの労働組合、Conde Nast Unionのストライキを支持し、撮影を退席した。

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 Varieryによると、アンは現地時間1月23日にニューヨークにてVanity Fairの撮影を予定していたが、メイク中に全米映画俳優組合(SAG-AFTRA)のスタッフからConde Nast Unionのストライキをサポートするようアドバイスを受け、撮影現場を退席したそうだ。



 およそ400人が所属するConde Nast Unionでは、23日から24時間にわたるストライキを決行。アンはストライキを知らなかったようだが、「何が起きているか気が付くとすぐ、アンはヘアメイクの席を立ち、その場を後にしました」と関係者が明かしている。アンの代表作の一つとして知られる『プラダを着た悪魔』は、VOGUEの編集室をモデルにしたとされる。

 ニューヨークにある同社のオフィス前では、「レイオフは流行遅れ」などと書かれたプラカードを持ち、Vanity FairやVogue、GQ、Allure、Conde Nast Entertainment、 Architectural Digest、Glamour、Self、Teen Vogueほか同社が運営する雑誌のスタッフがピケラインを張っているようだ。