ドラマ『ミディアム 霊能者アリソン・デュボア』の主演女優パトリシア・アークエット、『フレンズ』女優コートニー・コックスの元夫で俳優のデヴィッド・アークエット、映画『グラン・ブルー』のロザンナ・アークエットなど著名なセレブを家族に持つアレクシス・アークエット。自身も映画『スリーサム』『ウェディング・シンガー』などに出演するなどして業界で活動していたが、今月11日に家族に見守られながら静かに息を引き取った。
心臓発作で亡くなった彼女はトランスジェンダー女優・活動家として働く一方、29年もの間HIVと闘っていたという。

男性として生を受けたものの、その後はトランスジェンダー女性として生まれ変わり同じ悩みを持つ人々のサポートもしていたアレクシス・アークエット。その彼女が今月11日に47歳の若さで死去したが、その死因を『NYポスト/Page Six』は「心臓発作だった」と報じた。

同メディアが確認した死亡診断書によると、アレクシスの直接的な死因は心停止。また死去する3週間前には細菌感染症を患っていたといい、HIVも潜在的死因として記載されているという。

HIVとの闘病を29年もの間続けていたというアレクシスだが、2014年には「過去に俳優ジャレッド・レトと性的関係をもった」と告白。
「当時はトランスジェンダーではなく男性として生きていたの」などと語り、「人気俳優とゲイセックスした」とメディアに大きく報じられた。

この話が事実だったのか、そうであればジャレッドとの性交渉時にアレクシスがHIVに感染していたのかなどは明らかになっていないが、彼女の死因が判明した今、過去に彼女と関係をもった人々が慌てふためいている可能性も否定できない。なおアレクシスの死因を家族は公表していないが、元恋人も「死去する何か月も前からエイズの症状が出て闘病していた」とメディアに話しており、この病気にかかっていたことは間違いないようだ。
(TechinsightJapan編集部 洋子アンダーソン)