マイケル・ジャクソンのマネージャーを務めたフランク・ディレオ氏は、2011年に他界。その彼が遺した情報がこのほど「DiLeo: I Am Going to Set the Record Straight」なるタイトルの書籍としてまとめられることになった。担当しているのは同氏のビジネスパートナーであったマーク・ラミカ氏だという。
書籍の中で、特に話題なのがマイケルの度重なる整形手術に隠された真実だ。『NYポスト/Page Six』によると、本には「マイケルが手術を受けたこと、そして皮膚を白くしたのは父ジョー氏に似ることが耐えられなかったから」と書かれているもよう。暴言や激しい体罰でマイケルを苦しめたジョー氏に対して、マイケルは大人になってからも複雑な気持ちを抱えていたという。
「マイケルはフランクとの電話で、『鏡を見るたび父の顔が目に入るのは耐えられない』と語っていたのです。フランクは『もう顔を変えるのを止めなくては』とマイケルに伝えていました。ファンですらマイケルの顔を認識できなくなりつつあったからです。」
「しかし、感情的になったマイケルはフランクにこう伝えました。『父の存在を(自分から)切り離さないと』ってね。」
「マイケルは父親に近づくことすら耐えられなかったのです。『BAD』のツアーに父が姿を現すと、パニック発作を起こすほどでした。」
一般人には理解しがたい整形が度々話題になったマイケルだが、その裏には癒えることのない心の傷と父への嫌悪感・恐怖心があったもようだ。
※画像は、facebook.com/pages/Debbie-Roweのスクリーンショット。
(TechinsightJapan編集部 ケイ小原)