映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』で主人公のインディ・ジョーンズを演じるハリソン・フォードが、本日7月13日に81歳の誕生日を迎えた。最後のインディ役を務めた最新作には、ハリソンはじめ“イケおじ”たちが大集結! SNSには「イケおじ沢山過ぎる」「イケおじ対決が最高すぎた」など、ハリソンやヴィラン役のマッツ・ミケルセンを中心としたイケおじの面々を堪能したという投稿も数多く上がっている。

そこで今回は、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』にアッセンブルしたイケおじたちを紹介!

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◆色気と哀愁に拍車がかかったイケおじ―― インディ・ジョーンズ役ハリソン・フォード

 本作は、「インディ・ジョーンズ」シリーズの最後となる作品。主人公インディ・ジョーンズを第1作目から演じてきたハリソン・フォードは、本日7月13日でなんと81歳。本作では、年齢を重ね、勤めていた大学を退職しようとしている時代が舞台。今までのインディとはやっぱり少し違うかも…と思ってしまう人もいるかもしれないが、今作の監督ジェームズ・マンゴールドは「ハリソンは40年前と同じ体重。当時から1ポンド(およそ0.5kg)も増えていません。服も同じサイズです。彼はまだすばらしい肉体を持っています」と語っており、ハリソンはシリーズ1作目『インディ・ジョーンズ/レイダース 失われたアーク《聖櫃》』(1981)から、なんと体重がほとんど変わっていないのだそう。そこまでトレーニングや体作りをして撮影に挑んでいるということだけでも驚きだ。

 本編では、そんなハリソンが、今だからこそ醸し出せる色気と哀愁をこれでもかと漂わせながら、カーチェイスや銃撃戦、冒険を続け、インディの集大成にふさわしいクライマックスを迎えるその姿はシリーズファンならずとも目に焼き付けてほしい!

◆“北欧の至宝”は、知性と色気を司るイケおじ―― フォラー役マッツ・ミケルセン

 さまざまな作品で魅力と色気たっぷりのヴィランを演じてきたマッツ・ミケルセン(57歳)は、元ダンサーで現在はハリウッドのスターとして数々の人気作に出演。出演作ではヴィラン役を演じることが多いマッツは、寡黙で上品さすら漂う立ち姿とその雰囲気で世界中を虜にしている。日本でも今や確固たる人気を誇っており、満を持してインディ・ジョーンズシリーズに出演が決定した際はSNSで大きな話題を呼んだ。

 本作では、元ナチスの科学者で、“運命のダイヤル”を巡ってインディと争奪戦を繰り広げるフォラー役を演じている。
科学者であるフォラーはまさに知性と色気がダダ洩れの役どころで、普段は冷静に部下に指示を与え自らの陰謀を遂行しようとしているが、過去にも因縁のあるインディを前にすると、怒りと狂気さも加わり、そのギャップも多くの観客をそそるポイント! さらに、インディを相手に子どもの様にむきになる場面もあり、これまでのマッツとはまた違ったこの作品でしか見られない魅力が暴走中! 特に、マッツファンには何としても大きなスクリーンで、マッツを浴びるほど堪能して欲しい。

◆情熱の国が生んだ、渋さと色気のハイブリッド イケおじ―― レナルド役アントニオ・バンデラス

 本作で、インディの旧友にしてスペイン最高の潜水士でもあるレナルドを演じるのが、情熱の国スペインが生んだ名優アントニオ・バンデラス(62歳)だ。『マスク・オブ・ゾロ』や『デスペラード』、近年では2019年に公開され、アカデミー賞主演男優賞にもノミネートを果たした『ペイン・アンド・グローリー』で、生まれ持ったセクシーさを今でも容赦なく漂わせ続けている。本作でもあるシーンのキーマンとして登場。ハリソン・フォード、マッツ・ミケルセン、アントニオ・バンデラスという色気過多な共演シーンはまさにこの作品でしか見られない、いや、、今後も実現しないであろう、イケおじ界の神シーンと言えるはずだ!

◆ハリソン、マッツ、アントニオだけじゃ終わらない! “イケおじ”ラインナップ

 ここまでの3人でもイケおじ映画としては魅力たっぷりだが、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』はそれだけにあらず――。

 フォラーの部下で、彼の右腕としてなんとしても任務を遂行しようとする猟奇さも漂うクレーバー役には、海外ドラマ『ナルコス』や、『LOGAN/ローガン』、『ザ・プレデター』などのボイド・ホルブルック(41歳)。モデル出身で俳優として活躍するボイドは、近年端正な顔立ちに加え色気も漂い始めた注目のイケおじのひとり。

 フォラーの元上司で、ナチスとしてインディと戦うことになる大佐ウェーバーを演じるのは、ドイツ出身で、吸い込まれそうな瑠璃色の瞳を持つ『戦場のピアニスト』のトーマス・クレッチマン(60歳)。

 さらに、「インディ・ジョーンズ」シリーズでもおなじみの発掘屋サラー役を務めたジョン・リス=デイヴィス(79歳)、インディの旧友バジル・ショー役で名バイプレイヤーのトビー・ジョーンズ(56歳)が脇を固めている。

 インディ・ジョーンズ最後の冒険は、イケおじが放つ多彩な色気と興奮とロマン、スリルを味わうことのできる、究極のアドベンチャー。この機会に大きなスクリーンでイケおじを体験してみてはいかがだろう。

 映画『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』は公開中。

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