実父による成年後見制度解除に向けて闘う期間を支えたサム・アスガリとの離婚を発表したブリトニー・スピアーズ。彼女は、実はサムが父に自分の情報を提供し、成年後見人制度を長らえさせたのではないかと疑念を抱いているそうだ。



【写真】ブリトニー・スピアーズ、幸せいっぱいのウエディングドレス姿

 ブリトニーとサムは、2016年にブリトニーの楽曲「Slumber Party」のミュージックビデオ撮影で知り合い、交際に発展。実父ジェイミー・スピアーズによる約13年に渡る成年後見制度が解除された2022年に、ロサンゼルスの自宅にて、ドリュー・バリモアやマドンナ、パリス・ヒルトンセレーナ・ゴメスら60人のゲストを招いて結婚式を挙げた。

 しかし現地時間8月16日、サムがロサンゼルスの裁判所に対し「和解しがたい不和」を理由に離婚を申請。翌日には、サムがインスタグラムストーリーズを更新し、「僕と妻は、6年間愛し合い、お互いに献身してきましたが、共に歩むことをやめる決意をしました。お互いへの愛とリスペクトはそのまま続きますし、これからも彼女の多幸を願っています。避けられないことはあるのです」と声明を発表した。


 成年後見制度の解除に向けてブリトニーが闘う間、サムは彼女の側に寄り添いサポートし、自由となった後も、SNSの投稿などを巡りたびたび彼女が非難にさらされた時、公に彼女を擁護してきたように見られた。しかしブリトニーは、サムが実父ジェイミーと共謀し、彼に情報を渡すなどして、成年後見制度を長らえさせたのではないかという疑念を抱き、それは徐々に大きくなっていっているという。

 DailyMailによると、「ブリトニーには、サムが交際当初から密かにジェイミーと共謀していたと信じる理由があります。サムはジェイミーに情報を渡すことで、成年後見制度でブリトニーを抑え込む手助けをしていた可能性があります。その代償に、彼はブリトニーと彼女の金に手を付ける事が許されたのです。彼女は今、サムにずっと騙されていたと感じています」と関係者が語ったそうだ。


 2人が出会った当時、ブリトニーは父ジェイミーの管理下におかれ、経済面からキャリア、日々の活動に至るまで、あらゆることを父にコントロールされていた。彼女が接する事が出来たのは、ダンサーら仕事の関係者などに限られていたにも関わらず、サムは一家に歓迎され、旅行や家族のイベントなどにも同行していた。また、当時彼は無名だったものの、ブリトニーと交際後俳優としてキャリアが開け、これまで10以上の作品に出演。最近では、ニコール・キッドマンが主演するドラマ『Special Ops: Lioness(原題)』にも出演を果たした。

 情報筋によると、2人は数ヵ月前から上手くいっておらず、穏便に別居する計画も立てられていたという。「ブリトニーは数ヵ月前にすでにサムと関係が終わっていて、幸せとは言い難い状況でした」という証言もあるようだ。