俳優の竹野内豊と山田孝之がダブル主演を務める映画『唄う六人の女』より、仄暗い森にたたずむ竹野内&山田、着物姿の水川あさみを始めとする個性溢れる謎めいた女たちの場面写真が解禁。また、本作が海外映画祭に出品されることが決定した。



【写真】顔に傷を負った宇和島(山田孝之)の身に何が?

 父親が亡くなったという報せを受け故郷に戻った萱島(竹野内)と、萱島の父親が所有していた土地を譲り受ける予定の宇和島(山田)。2人は人里離れた山道を運転している最中に事故で気を失い、目が覚めると身体は縛り付けられ、森の奥深くに監禁されていた。2人を監禁するのは、美しく奇妙な6人の女たち。女たちは何者なのか? その目的とは?

 今回、森の奥深くに迷い込んだ萱島(竹野内)と宇和島(山田)、そして2人を監禁する6人の女たちの場面写真が一挙解禁された。仄暗い森をバックにたたずむ萱島と、顔に傷を負った宇和島という2人の男の不穏な姿を始め、うつろな目で何かを見つめる”刺す女”(水川あさみ)、寝転びながら優雅に酒をたしなむ”濡れる女”(アオイヤマダ)、炎をバックに天を仰ぐ”撒き散らす女”(服部樹咲)、顔を血で染め、獲物を捕えるような目の”牙を剥く女”(萩原みのり)、ニワトリの頭を手に持ち、頬を撫でる男をじっと見る”見つめる女”(桃果)、何かに気づいたような表情の”包み込む女”(武田玲奈)、6人の女たちが勢揃い。

 彼女たちの表情が際立ちそれぞれの個性溢れるキャラクターが垣間見える場面写真となっており、謎めいたその正体がますます気になってしまう。


 さらに、本作が10月4日より行われるモントリオールヌーヴォーシネマ映画祭にてワールドプレミア上映されることが決定。同映画祭は1971年にはじまったカナダ最古の映画祭で、トロント・バンクーバーと共に国内最大級の映画祭として広く認知されている。本作の招待部門のTEMPS 0は、過去に塚本晋也、ギャスパー・ノエ、デヴィッド・クローネンバーグなど著名な監督たちの作品も上映してきた観客にも人気の高い部門。石橋義正監督の『オー!マイキー』シリーズも、第33回モントリオールヌーヴォーシネマ映画祭にて上映された。

 映画『唄う六人の女』は、10月27日全国公開。