趣里が主演を務める連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の第3週「桃色争議や!」(第13回)が18日に放送され、スズ子(趣里)と和希(片山友希)が涙ながらに本音をぶつけ合い、劇団の団結していく展開に、ネット上には「共感しかない」「もらい泣き」「号泣回」などの反響が寄せられた。

【写真】明日の『ブギウギ』場面カット 林部長(橋本じゅん)の話を聞くスズ子(趣里)たち

 大和礼子(蒼井優)は演出を手がける新たな公演の目玉として「ラインダンス」を提案。

劇団員が一糸乱れぬ踊りをすることで、一致団結する象徴として絶対にやりたいと稽古を始める。

 しかし、桜庭和希は相変わらず稽古を休んだまま。ある日、稽古場にやってきた和希は劇団をやめると言い出す。経済的な理由から退団することを強調する和希だったが、同期のスズ子やリリー白川(清水くるみ)は、後輩の秋山美月(伊原六花)に追い抜かれたことも関係あるのではと推測しつつ引き留める。しかし和希の決意は固い。

 その後もモヤモヤを抱えるスズ子に、礼子は「私が桜庭さんと話すわ。
脱落者は1人も出したくないから」と言いつつ、稽古場に来ていた和希に「あなた…逃げてるのよ。秋山さんからじゃない。自分から逃げてるの」と語りかける。

 そばで見ていたスズ子は、和希の決断を「やめたらええと思うわ」と尊重しつつ「勝てんもんな。ワテも絶対勝てまへん…大和さんにも。リリーにも」と断言。
これに和希は涙を流しながら「なんで続けられるんや?」と聞くと、スズ子は「歌って踊るんがどうしようもなく好きやねん」と涙をこぼす。すると和希は号泣しながら「そんなん…ウチかて好きやわ! ホンマはやめたないわ!」と打ち明ける。

 悔しくてしょうがないと本音を爆発させる和希に対して、スズ子は「つらいよなぁ」と共感しつつ「せやけどな、2人で抜かれよ。そんでいつか見返したろ!」と励ます。2人のやりとりを見ていた団員たちもスズ子や和希の元に集まり、団結の輪が広がっていくのだった。

 スズ子と和希が涙ながらに本音をぶつけ合う展開に、ネット上には「共感しかない」「熱いなぁブギウギ」「なんだ今日の回、最高か」といったコメントや「今日の放送はもらい泣き」「もうずっと泣いてる」「くそう…号泣回じゃねえか…」などの声が相次いでいた。