趣里が主演を務める連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の第3週「桃色争議や!」(第15回)が20日に放送され、大和(蒼井優)から抱きしめられた橘(翼和希)が涙をこぼす姿が描かれると、ネット上には「尊すぎる」「橘さんの涙で号泣」といった声が集まった。

【写真】社長に直談判する橘アオイ(翼和希) 『ブギウギ』第15回場面カット

 梅丸少女歌劇団のトップスター、大和礼子は一方的に解雇されたメンバーの復帰や待遇改善を要求するためにストライキをすると主張。

一方、同じくトップスターで礼子とは同期の橘アオイは、観客のことを考えて公演は行うべきだと譲らない。

 礼子は改めて自分自身を大切にするためにストライキは決行すると説明。これにアオイは、礼子が2度と舞台に立てなくなる危険性を我が事のように心配しつつ、礼子の決意が固いことを悟ると「アホなこと考えんといて!」と声を荒げる。

 そんな2人のやりとりに、部屋の外から聞き耳を立てていたリリー白川(清水くるみ)は「橘さん、大和さんのことが好きなんや…」とポツリ。これにスズ子(趣里)は思わず「な…何言うてんねん」と驚くのだった。

 ストライキを前に、社長との最後の交渉におもむく礼子にスズ子も思いをぶつけたいと同行。
しかし社長室には、ストライキを回避するため会社にも譲歩してほしいと強く要求するアオイの姿があった。

 社長の大熊(升毅)が強硬な態度を崩さないことに怒ったスズ子が社長室へなだれ込むと、礼子も続いてストライキを決行すると宣言。そのまま出て行こうとする礼子の前に、アオイが「絶対に行ったらアカン! 絶対に行かせへん」と立ち塞がる。そしてアオイは礼子を見つめながら「ウチは…ウチはアンタのこと…」と言うと、長い間を置いて「絶対に行かせへん」と告げる。礼子はそんなアオイを優しく抱きしめ「ありがとう」とつぶやく。

 抱きしめられたアオイが静かに一筋の涙を流すと、ネット上には「切ない」「尊すぎるんじゃぁ」「朝からとんでもなくエモい」などのコメントや「あかんっ!橘さんの涙にもらい泣き」「私も一緒に涙が出た」「橘さんの涙で号泣」といった投稿が相次いでいた。