アニメーション制作会社・スタジオポノックの長編アニメ最新作『屋根裏のラジャー』の主題歌が、ア・グレイト・ビッグ・ワールド&レイチェル・プラッテンによる「Nothing’s Impossible」に決定。映画公開に先駆け、本日11月3日に世界同日配信される。

さらに、本作の新予告&ポスタービジュアルが解禁された。

【動画】主題歌はア・グレイト・ビッグ・ワールド&レイチェル・プラッテンによる「Nothing’s Impossible」 アニメ映画『屋根裏のラジャー』新予告

 本作は、世界150以上の国と地域で上映され大ヒットを記録した『メアリと魔女の花』以来、7年ぶりとなるスタジオポノック長編最新作。人間の想像が食べられてしまう世界を舞台に、少女の想像から生まれた“誰にも見えない”少年・ラジャーと仲間たちが、大切な人の未来と運命を懸けた戦いに挑む。

 愛を失った少女は、想像の少年ラジャーを生みだした。ふたりは、想像と現実の世界を駆けめぐり、かけがえのない時間を過ごす。しかしある日、ラジャーを狙う謎の男が現れ“想像”の世界が消えようとしていた…。


 原作は、A.F.ハロルドによる小説『The Imaginary(ぼくが消えないうちに)』。イギリス文学協会賞受賞をはじめ、ケイト・グリーナウェイ賞、カーネギー賞等にノミネートされるなど、世界の文学賞を席巻した。

 本作の主題歌を手掛けるのは、クリスティーナ・アギレラとデュエットした6×プラチナセールス記録シングル「Say Something」が、2015年の第57回グラミー賞で“最優秀ポップ・パフォーマンス賞(デュオ/グループ)”を受賞したアメリカの実力派男性デュオ、ア・グレイト・ビッグ・ワールド。

 「Say Something」に出会った本作のプロデューサー・西村義明が、彼らの伸びやかで美しい歌声に魅了されたことをきっかけに、映画の主題歌をオファー。「ラジャーの人生は、自分たちの人生でもある。人生は歓びに満ち、そして悲しみに満ちていること、自分の人生は意味があること。
ラジャーの人生を重ね包み込み、心に寄り添い残る曲。そして、力強く歌い上げる歌声で映画の物語を締めくくる主題歌が欲しい」。その映画の物語と映画制作の姿勢に共鳴した彼らが快諾し、夢のコラボーションが実現した。

 さらに本楽曲には、2015年のシングル「ファイト・ソング」が全米で6×プラチナセールスを記録しエミー賞を受賞、累計の動画再生回数は6億回以上という“究極の自分応援ソング”としてSNSを中心に世界中でロングラン・ヒットとなっているシンガーソングライター、レイチェル・プラッテンが参加。ア・グレイト・ビッグ・ワールドとレイチェル・プラッテンの奇跡のデュオによる、心に染み入る歌声は映画のエンディングを飾ると同時に、世界を包み込む感動の歌声と評価も高く、ラジャーとその仲間たちの人生の物語を紡ぐ、生命力にあふれた主題歌「Nothing’s Impossible(読み:ナッシングズ・インポッシブル)」の誕生となった。

 映画の公開に先駆け、主題歌「Nothing’s Impossible」は11月3日に世界同日先行配信。
また映画のオリジナル・サウンドトラックは12月6日に発売される。

 新たな予告編映像では、少女アマンダの想像した世界で冒険を繰り広げるラジャーたちの姿、そしてイマジナリが暮らす美しい街並みが描かれている。イマジナリに待ち受ける運命に抗うラジャーとその仲間たちを待ち受けている残酷な“現実”とは―。現実と想像の世界を駆け巡る躍動感、そしてエモーショナルな主題歌「Nothing’s Impossible」で感動に包まれる新映像となっている。

 アニメ映画『屋根裏のラジャー』は、12月15日公開。

 ア・グレイト・ビッグ・ワールド、レイチェル・プラッテンらのコメント全文は以下の通り。


<コメント全文>

■ア・グレイト・ビッグ・ワールド

 スタジオポノックの新作『屋根裏のラジャー』のために「Nothing's Impossible」を手掛けられたことは非常に光栄でした。この美しい物語の本質を歌に込めようと懸命に努力しましたが、簡単なことではなく、スタジオポノックと何度も有意義な話し合いを重ねることでようやく出来上がりました。そして、数年前、同じ頃に一緒にニューヨークで舞台に立っていたレイチェル・プラッテンもこの曲の一員であることがとても嬉しいです。この曲を一緒に唄うメンバーとして彼女が提案されたことは予期せぬ素敵な偶然でした。

■レイチェル・プラッテン

 スタジオポノックの新作『屋根裏のラジャー』は、闇の中で私たちを導く魔法と喜びに満ちています。友人でもあるア・グレイト・ビッグ・ワールドのイアン・アクセルと一緒に唄った「Nothing's Impossible」は、その真意と何より希望に共鳴した曲であり、それらは私自身の人生の道しるべでもあります。


 この創造的な作品を体感することで、笑いや喜びをもたらし、そして頑張ろうと思える強い気持ちが皆さまの心に宿ることを願います。

■ジャン=クリストフ・シャンボルドン(ミランレコード/ソニー・マスターワークス)

 この主題歌「Nothing’s Impossible」は、後世に残る作品に進化させることができる、滅多に起きない魔法が起きています。ア・グレイト・ビッグ・ワールドとレイチェル・プラッテンは時代を超越した曲を見事に作り上げ、アマンダとラジャーの素晴らしい旅を完璧に美しく想起させる一曲!

 イアン、チャド、レイチェルへ。グラミー賞とアカデミー賞で会えることを楽しみにしています。