俳優業を引退し、その後難病に指定されている前頭側頭型認知症と診断されたブルース・ウィリスさん。妻のエマ・ヘミングがインスタグラムを更新し、ブルースさんの元妻デミ・ムーアや娘たち、彼女たちのパートナーも一緒に写る、家族写真を公開した。



【写真】エマがシェアした、ブルースを囲む家族写真

 アメリカでは家族で集まり日々に感謝をささげる祝日サンクスギビングデーだった23日、エマがインスタグラムにて、自身とブルース、11歳の娘メイベルや9歳のイヴリンらが写る家族写真を公開した。

 写真には、元妻デミの姿やデミとの間に生まれた娘たち、35歳のルーマー・ウィリスと29歳のタルーラ・ウィリスほか、ルーマーの恋人デレク・リチャード・トーマスと、タルーラのパートナー、ジェイク・ミラーも写る。

 エマは写真に添えて、「こういった種類の愛があると知って感謝しています。皆さんハッピーサンクスギビング」とメッセージを寄せた。

 Peopleによると、この写真は3月にもデミがインスタグラムで公開しており、今回エマが改めて投稿したものとみられる。

 ブルースさんは昨年3月に失語症のため引退を表明していたが、今年2月、難病に指定されている前頭側頭型認知症と診断されたことを家族が明らかにした。
日本神経学会によると、前頭側頭型認知症は、おもに初老期に発症し、前頭葉と側頭葉を中心とする神経細胞の変性・脱落により、行動異常や精神症状、言語障害などを引き起こすものだという。

 今年3月、14回目の結婚記念日にエマはインスタグラムを更新し、花束の写真を公開。「記念日は、介護者にとって辛いものです。通常、パートナーはこうしたイベントを認識しますが、脳が変性した今、彼にはそれができません」と辛い心情を吐露していた。

引用:「エマ・ヘミング」インスタグラム(@emmahemingwillis)