天才プロファイラー・菜々緒、サイコパス弁護士・亀梨和也との対決に心臓バクバク！　撮影現場でのハプニング告白

亀梨和也が主演を務め、三池崇史が監督する映画『怪物の木こり』より、亀梨演じるサイコパス弁護士と、菜々緒演じる警視庁の天才プロファイラーが対峙するシーンの撮影エピソードが到着した。【写真】映画『怪物の木こり』で天才プロファイラーを演じる菜々緒 2019年第17回「このミステリーがすごい！大賞」を受賞した倉井眉介の同名小説を映画化した本作は、サイコパスVSシリアルキラーの壮絶なバトルを描いた超刺激サスペンス。目的のためには殺人をもいとわないサイコパスの弁護士が、連続猟奇殺人犯に襲撃され、報復を誓う。 目的のためには殺人すらいとわない狂気のサイコパス、弁護士・二宮彰に亀梨和也。さらに、捜査本部で孤立しながらも連続殺人事件を追う警視庁のプロファイラー・戸城嵐子に菜々緒。二宮の本性を知らない婚約者・荷見映美に吉岡里帆。二宮の協力者のサイコパス外科医・杉谷九朗に染谷将太。過去の殺人事件の容疑者・剣持武士に中村獅童。そして正義感が強すぎる刑事・乾登人を渋川清彦が演じる。 常に刺激的な作品を世に送り続ける三池監督の最新作となる本作は、大きなインパクトを与えるカーアクションに始まり、亀梨演じるサイコパス弁護士と連続猟奇殺人犯の壮絶なバトルを圧倒的世界観で描き、ラストまで息をつく間がないほど緊迫したシーンが展開される。今回、本作より二宮（亀梨）と彼を追う警視庁のプロファイラー戸城（菜々緒）が対峙するシーンの貴重な撮影エピソードが到着した。このシーンの撮影中、キャストとスタッフの緊張が最高潮に達したという。 戸城役の菜々緒は亀梨と共演経験があったものの、実際に芝居で対面した際に、“原作の二宮そのもの”と感じられるような亀梨の豹変ぶりに、ゾクゾクと体が震える感覚があったと明かしている。そして物語の終盤、追う者と追われる者である2人が対峙するシーンの撮影では、菜々緒の緊張感が最高潮に達したことによって、“とあるハプニング”が起きたという。 菜々緒は「二宮が覚悟を決めて、決断しているところに戸城が最後の会話をしに行くシーンで、二宮の事務所がすごく異様な空気感になっていたんですよ。その雰囲気がすごく緊張感を増していて。私の普段の緊張と相まって、ピンマイクに（私の）心臓の音を拾っちゃうぐらい、心臓バクバクの中、演じていました。そのくらい命がけで会話をするような、2人の魂の会話がすごく印象に残っています」と、自身の心拍数が上がり、その心音をマイクが拾ってしまったという驚きのエピソードを語った。 二宮に目を付けながらも、どこか彼にシンパシーを感じてしまう危うさを持つ、サイコパス的な要素をあわせ持つキャラクターを存在感たっぷりに演じた菜々緒。「二宮と戸城の関係は、正反対の“追われる者と追う者”だったのですが、ちょっと波長が合う、シンクロしてしまう側面もあります。そのため、実は亀梨さんの雰囲気や仕草に若干寄せる表現をしています。戸城が二宮の家に事情聴取しに行く時も、実は手の組み方などが若干シンクロしているところがあるんです」と、鋭い観察力で隅々までこだわった役作りを行っている。 今回、そんな二宮と戸城の対峙シーンから撮影現場の緊迫感が伝わるメイキングカットも解禁された。三池監督と会話をする菜々緒の真剣な表情を捉えた画像からは、彼女が語ったエピソードにもあるような現場の張りつめた緊張感が存分に伝わってくる。追う者と追われるもの、因縁の対決の先に待つ衝撃のラストとは一体？ 映画『怪物の木こり』は、12月1日より全国公開。