『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』に続く3部作で、カイロ・レンを演じたアダム・ドライバー。“光と闇”の間を揺れ動き続けたカイロ・レンだが、当初はダークサイドまっしぐらなキャラクターとなる予定だったことを明かした。
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アダムの演じたカイロ・レンは、この3部作のヴィランとされる役どころだが、ハン・ソロ(ハリソン・フォード)とレイア・オーガナ(キャリー・フィッシャー)の息子ベン・ソロであることが明らかになり、3作を通じて“光と闇”の間を揺れ動く。この度アダムがThe Rich Eisen Showに出演し、カイロ・レンのストーリーは、当初違うものを予定していたことを明かした。
「(エピソード7とエピソード9でメガホンを取ったJ・J・エイブラムスの)アイディアは、ダース・ベイダーの全く逆を行くものだった。ベイダーは自覚をもってダークサイドにコミットしたところから始まり、最後に混乱して弱い面を見せた。彼は逆にしたかったんだ。カイロ・レンは、混乱し、弱いところから始まり、3部作の最後ではダークサイドにそのものとなる予定だった。この設定を心に留めて置こうとしたけれど、撮影していく間に変更された」。
「3部作の最後の作品では変更され、レイとフォースの対であることが描かれた。そしてベン・ソロになったけど、本来は予定していなかった。彼は最初からベン・ソロだったけれど、最初に契約したときのベン・ソロとは、まったく違うバージョンになった」と語った。
なお、2015年に公開された『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』から、2017年の『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』、2019年の『スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け』と、3作品にわたってカイロ・レンを演じたアダムだが、すべてがトップシークレットだったため、脚本を見ることも出来ずに、まず契約を結ばなければいけなかったと明かしている。