「インディ・ジョーンズ」シリーズや「スター・ウォーズ」シリーズなどの大型フランチャイズ作品に出演してきたハリソン・フォードが、マーベル作品を嫌う向きに反論した。

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 このところハリウッドでは、マーティン・スコセッシやクエンティン・タランティーノ、スティーヴン・ソダーバーグ、ジェームズ・キャメロンといった大物監督から、コミックを原作とするスーパーヒーロー映画に懐疑的な声が上がっている。



 こうした向きについて、ハリソンはこの度発売されたGQ誌のインタビューで、「僕らが80年代や90年代に作った種類の映画とは異なる作品にも魅力があると理解している」とコメント。

 「時代の流れだ。物事は変化、変容し続けていく。変わっていくことを悔やみ、新しいことに参加しないなんて、バカバカしい。僕はビジネスの新しい潮流に乗っていくつもりだし、少なくとも僕の意見では、観客に良い体験を提供していると思う。僕も楽しんでいるよ」と語った。

 また、以前タランティーノ監督が、マーベル化したハリウッドにもはや映画スターはいないと発言したことについて聞かれると、「くだらないと思うね」と反応。「映画スターの有無が問題ではないと思う。毎日素晴らしい俳優たちが登場している。映画スターになるかどうかは問題じゃない。もし映画にスターというものが必要なら、出てくるはずだ。僕は映画スターという存在を理解したことがない。
僕は俳優で、ストーリーを語る。共に働き、協力してストーリーを語るグループの一員だ。僕はいわば、アシスタント・ストーリーテラーなんです」と続けた。

 ハリソンは来年2月に公開される新作映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』で、サディアス・ロス役を演じ、ついにマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)に加わる。この夏に82歳の誕生日を迎えた彼だが、Apple+のドラマシリーズ『シュリンキング:悩めるセラピスト』でコメディに挑戦するなど、まだまだ活躍が止まらない。

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