俳優の林遣都が26日、都内で行われたドラマおっさんずラブ‐リターンズ‐』(テレビ朝日系/毎週金曜23時15分)キャスト舞台あいさつイベントに、田中圭眞島秀和大塚寧々金子大地、伊藤修子、児嶋一哉と共に出席。林が、同シリーズのファンによる温かい反応に涙を流す一幕があった。



【写真】観客の反応に思わず号泣の林遣都

 ドラマ『おっさんずラブ』(2018年)の続編となる本作は、新婚生活を送る“はるたん”こと春田創一(田中)&牧凌太(林遣都)と、彼らの新居に乱入してくる“家政夫の武蔵さん”こと黒澤武蔵(吉田鋼太郎)が、新しい愛のカタチを模索していく爆笑胸きゅんホームドラマ。この日のイベントに参加予定であった吉田、内田理央は体調不良により欠席となった。

 大きな拍手に出迎えられたキャスト一同。田中はジャケットの胸ポケットから吉田演じる黒澤武蔵のアクリルスタンド、腰部分のポケットからは「りお」と書いた紙を見せ、欠席となった両者の存在をアピールした。

 イベント前日のクリスマスには田中演じる春田と林演じる牧との2人をシーンを撮影していたと明かされると会場には「フー!」と歓声が上がる。すると田中は「はっきり申し上げますが、その程度でフーフー言ってもらっちゃ困りますよ。
こっち(春田と牧)は4年前に結婚してですね、4年間の時を経て牧がシンガポールから帰ってきて、2人の新婚生活が始まるところからスタートしているわけですよ!」と煽り、本編への期待感を盛り上げた。

 また、イベント後半には、同作の冒頭部分をスクリーンで上映。大きなリアクションで楽しむ観客の反応を受け、上映後には林が「感動しちゃって。すごいドラマなんだなと思って。声に出して一つ一つの瞬間に反応してもらうことなんてないじゃないですか」としみじみと口にする。

 田中が「本当に泣いてるじゃん」と指摘すると、目を赤くした林はジャケットのそでで目元をぬぐいながら「だって関係者の人まですっごい楽しそうに見ているんですよ。
一生、公の場で泣くのとか絶対に嫌だと思っていたんですけど」と感涙。田中は「あんまこっち向かないで。泣きそうになるから」と言いながらも「そういう時もあるよ。泣け泣け」と優しく声を掛けていた。

 金曜ナイトドラマ『おっさんずラブ‐リターンズ‐』は、テレビ朝日系にて2024年1月5日より毎週金曜23時15分放送(全9話)。