趣里が主演を務める連続テレビ小説『ブギウギ』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の第13週「今がいっちゃん幸せや」(第63回)が27日に放送され、スズ子(趣里)と愛助(水上恒司)の幸せな同居生活が描かれるものの終盤で急展開を迎えると、ネット上には「大丈夫?」「どうか無事でいて」などの声が集まった。(※以下、ネタバレを含みます。

ご了承の上、お読みください)

【写真】明日の『ブギウギ』場面カット 防空壕の中で歌うスズ子(趣里)

 村山興業社長で愛助の母・トミ(小雪)からの許しを得て、元社員の山下(近藤芳正)が正式に楽団のマネージャーとなった。スズ子は、日本各地を慰問でまわり、東京・三鷹に戻ると愛助の看病を続けるという日々を過ごす。スズ子の献身的な看病もあり、愛助の体調も回復していく。

 スズ子が京都で慰問公演をすることが決まったある日。自分が家を不在にすることを心配するスズ子は、母・ツヤ(水川あさみ)と弟・六郎(黒崎煌代)を亡くした後悔を口にする。

 愛助はそんなスズ子の手を取り、感謝の気持ちを伝えると自分の額を彼女の額にくっつけて「僕はもう大丈夫や」と穏やかな笑顔でつぶやく。
するとスズ子は涙をこぼしながら「ワテ、今までの人生の中で、今がいっちゃん幸せや」と笑顔を見せる。愛助はスズ子の涙を拭うと、優しく彼女を抱きしめるのだった。

 スズ子と愛助の仲睦まじいやりとりにネット上には「新婚さんのような…可愛さ」「2人のやり取り微笑ましい」「感謝のオデコタッチとハグにキュン」などのコメントが多数寄せられた。

 しかしその後、慰問公演で京都を訪れたスズ子は、東京が大空襲にあったことを知る。公演を終えて東京へ戻ったスズ子が目にしたのは、一面がれきとなった東京の街並み。幸せな時間から一転して悲惨な現実を突きつけられるという展開に「愛助は大丈夫?」「どうか無事でいて」「愛助さん生きてて」などの反響が相次いでいた。