俳優の田辺誠一、影山優佳が10日、都内で開催されたドラマ『ハコビヤ』(テレビ東京系/毎週金曜24時52分)の記者会見に出席。田辺は「僕が言うのもなんですけど、テレ東なので、守るものはないので。

攻めるだけです。今回も攻めてます」と手応えをのぞかせ、現場における影山の姿勢を称賛した。

【写真】画伯そろいぶみ! 直筆の「龍」の絵を公開する田辺誠一&影山優佳

 主人公で洋食屋と運び屋の2つの顔を持つ男・白鳥剣を演じる田辺は「運び屋って何か理由がありそうなことを最初はイメージしましたが、お話を聞いていくうちに『なるほど。そっちか』っていう、想像しないような、いいお話しだったので、びっくりしました」と笑顔。

 剣の洋食屋にアルバイトとして働きたいと言ってきた女性で、運び屋の仕事にも首を突っ込んでくる天野杏奈を演じる影山は「運び屋って聞くと、ちょっとアウトローな印象を受けるんですけれども、本当に皆さんの思っていらっしゃるイメージとは真逆って言ってもいいくらい、ほっこり温まるストーリーで。私たちも台本を読ませていただいた段階で、ちょっとウルっと来てしまうようなシーンばかりなので、ストーリーに特に注目していただきたいなっていう風に、第一印象から思いました」と作品の魅力を明かした。


 影山との初共演について、田辺は「レギュラーが2人だけだったので、バディとして本当に助かりました」と感謝し、現場における細かいスケジュールの把握など、影山の視野の広さを称賛。また田辺は「適当に蹴っても、ちゃんとそこに走り込んで返してくれるんです。パスを。たまにロングシュートを決めたり。頼もしいバディでした」とサッカーに喩えて影山の芝居を評していた。

 大先輩の誉め言葉に照れ笑いを見せた影山は「めくるめくスケジュールの変化がございまして(笑)。
『運び屋』っていうタイトルなんですけど、私は現場の情報屋として」と白い歯を見せ、「俊敏な動きでそれを担当しておりました」とも。この日は辰年にちなんで龍のイラストを披露する一幕もあり、絵心に定評(?)のある2人はお互いが描いた龍に笑っていた。

 ドラマ25『ハコビヤ』は、テレビ東京系にて1月12日より毎週金曜24時52分放送。各話放送終了後からU‐NEXT、Amazon Prime Videoにて順次見放題配信。