1月26日放送の田中圭主演ドラマおっさんずラブ‐リターンズ‐』(テレビ朝日系/毎週金曜23時15分)の第4話に、ディーン・フジオカがカメオ友情出演。恋愛リアリティーショーで武川(眞島秀和)が“おむつパートナー”にしたいと狙う今世紀最高峰のバチェラーを演じる。



【写真】恋愛迷子の武川政宗(眞島秀和)が恋リアに出演! 今世紀最高峰のバチェラー(ディーン・フジオカ)を狙う!

 本作は、新婚生活を送る春田創一(田中圭)&牧凌太(林遣都)のもとに、家政夫の黒澤武蔵(吉田鋼太郎)が乱入し、周りの人々を巻き込みながら新しい愛のカタチを模索していく爆笑胸きゅんホームドラマ。

 ディーンは、初となる『おっさんずラブ』チームとの撮影を終え、「日本だけでなく世界中にファンを持つ、あの「おっさんずラブ」からついにお声が掛かって、長年の夢が叶った!という気持ちです」「でも、いまだにこれがドッキリなんじゃないかと思っていて、信じていません(笑)」とコメント。

 ディーンが演じる役柄は、武川が“おむつパートナー”にしたいと狙う、今世紀最高峰のバチェラー、ラガーフェルド・翔。第4話では、すっかり恋愛迷子で、仕事中もマッチングアプリに没頭したり、SNSで病んだつぶやきを連発中の武川政宗(眞島)が、ついに恋愛リアリティーショーに応募し、出演することに。

 その撮影現場にたたずんでいるのは、純白のタキシードに身を包んだラガーフェルド・翔(ディーン・フジオカ)。スイスの王族の血を引いているが日本の一般家庭で育ち、現在は貿易会社の社長兼投資家として莫大な資産を保有する、努力家でたたき上げの苦労人であり、趣味は盆栽鑑賞と琴の演奏であり、世界を股にかけて仕事をするペンタリンガルかつ知性と気品を兼ね備えた才色兼備な男で、“今世紀最高峰のバチェラー”と解禁時からネットで騒がれている…というキャラクターではあるが、特にその設定はドラマ内に登場しない。


 運命の相手を探す武川は、果たしてラガーフェルドの心を射止め、ローズをゲットすることができるのか? そして2人は恋のお相手として結ばれるのか?

 ディーン自身も「プロデューサーさんに頂いたキャラ設定の資料を、一文字一文字胸に刻んで撮影に臨んだのですが…結局、彼が一体何者なのか、本当にわからないままクランクアップしました(笑)」と笑った理解不能な超不思議キャラ“ラガーフェルド・翔”という役どころ。またディーンが共演した眞島について「“サンシャインラブ”を体現したような方(笑)」と語った真意とは…?

 金曜ナイトドラマ『おっさんずラブ‐リターンズ‐』は、テレビ朝日系にて毎週金曜23時15分放送。

 ディーン・フジオカのコメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■ディーン・フジオカ(ラガーフェルド・翔役)

 日本だけでなく世界中にファンを持つ、あの「おっさんずラブ」からついにお声が掛かって、長年の夢が叶った!…そんな気持ちと、一体自分に何ができるんだろうという不安な気持ちとで、ちょっと複雑な心境でした。

 2018年に前作が放送されていたときは、私もちょうど同じタイミングでドラマを撮っていたので、「おっさんずラブ」の噂はたくさん聞いてたんですが、どちらかと言うと“ライバル”みたいな感覚でもありました。同時に、どこかトガッた自由な発想のお話を“ラブコメ”という形で描いていて、楽しそうだなと思っていました。
なので、なんなら今日は敵対心むき出しで乗り込んできました(笑)。

 ラガーフェルド・翔については、どんな役なのかがまったくわからなかったので、プロデューサーさんからキャラ設定の資料を送ってもらったんです。長い文章で、スイスの王族がどうとか、叩き上げだとか、いろいろ書いてあったんですが、文章の最後は「今作では描かれませんが、人間のクズだということが恋リア内で露呈して、最終的には炎上する…という人間の業を背負った役柄になります」という言葉で締められていたので、“クズでいいんだ!”という圧倒的な肯定感がありましたね(笑)。そんな肯定感に包まれながら、一文字一文字を胸に刻んで撮影に臨み…結局、ラガーフェルド・翔が一体何者なのか、本当にわからないままクランクアップしました(笑)。

 主演の田中圭さんとはこれまで2作品ご一緒させていただいています。現場が同じだったのは『記憶にございません!』(2019年)という映画の1シーンのみですが、いきなり建物の高いバルコニーから飛び降りて消え去って行かれたので、特にお話する機会を持てないまま今日を迎えました(笑)。


 今回ご一緒させていただいた眞島さんは、すごく印象的な方でした。「おっさんずラブに来てくださってありがとうございます」と言ってくださったり…ひと言で言うと「サンシャインラブ」を体現されたような方という印象でしたね!

 「おっさんずラブ」の撮影現場は、笑いに包まれていてとても明るく、そのスピード感に驚きました。テンポ感がすごく大事なんだなと思いました。印象的だったのは、ドライでも本番でも、スタッフさんがみんな、お芝居を見ながらずっと爆笑していたことで…とっても気が散りまし…いやいや冗談です(笑)まるで見せ物になっているような感覚をどこか気持ちよく感じながら、キャストスタッフみんなで笑いながら、楽しむことができました。

 ただ、僕はいまだに、おっさんずラブに出演したことがドッキリなんじゃないかと思っていて、信じていません(笑)。なので皆さん、ぜひ放送をチェックして、ラガーフェルド翔は一体なんだったのか…一緒に語り合いましょう!