小芝風花が主演を務めるドラマ『大奥』(フジテレビ系/毎週木曜22時)のナレーションを浅野ゆう子が担当することが、本日1月18日の初回放送にて明かされた。

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 本作は、さまざまな人間の思惑、嫉妬、憎悪、悲哀が渦巻く“女の社会の縮図=大奥”で、たった一つの愛を得ようともがく女たちの闘いを描いていく。

2019年に『大奥』シリーズの完結作として放送されたフジテレビ開局60周年特別企画『大奥 最終章』以来約5年ぶりに、『大奥』が、より一層進化を遂げ、はかないラブストーリーとして帰ってきた。

 時は江戸中期、景気は悪化の一途をたどり、日本国民は質素、倹約、勤労の日々を強いられていた。格差は広がるばかりで、人々はこの景気を改善し、国と国民を豊かにしてくれる将軍の登場を待ちわびる。そんな中、主人公・五十宮倫子(小芝)は、第10代将軍・徳川家治(亀梨和也)との政略結婚を強いられ、京から江戸城本丸にある大奥へ渡ると、そこには1000人近くにもおよぶ将軍に仕える女性たちがいた。たった一人の天下人の寵愛(ちょうあい)を受けるべく、今、女たちの熾烈(しれつ)な戦いの火ぶたが切られる。一方その頃、大奥を、江戸幕府を、混乱の渦に陥れようと、ある人物が陰謀を企てていて―。


 2003年に初めてフジテレビの「火曜時代劇」枠で放送された『大奥』(2003年6~8月)に瀧山役で出演していた浅野。ほかにも、深田恭子が主演を務めた『大奥スペシャル~もうひとつの物語~』(2006年)や、沢尻エリカが主演を務めた『大奥 第一部~最凶の女~/第二部~悲劇の姉妹~』(2016年)、木村文乃が主演を務めた『大奥 最終章』(2019年)にも登場するなど、長きにわたりフジテレビの『大奥』シリーズでその圧倒的な存在感を放ってきた。

 そんな浅野が今回、新たな令和版『大奥』でナレーションとして物語を支えることに。『大奥』シリーズには欠かせない存在となった浅野が、その多彩な表現力でナレーションとしてドラマの世界観を丁寧に、繊細に紡ぎ、見る者を『大奥』の世界へ引き込む重要な役割を担う。そして、視聴者と物語をつなぐ重要な架け橋として作品を盛り上げていく。

 浅野は「大奥総取締・瀧山を演じさせていただき、はや20年…。
時を経て、新しい大奥にも携わらせていただく機会を頂戴しましたこと、とても光栄に存じます。大奥は…女の牢獄にございます…。牢獄の中で懸命に生きる女性たちの姿に、はらはらドキドキしながら、ナレーションを担当させていただいております。甘く切ない大奥の世界に、わたくしもご一緒させていただきます」とコメント。

 企画の安永英樹(フジテレビ編成部)は「『大奥』を語るとき、浅野ゆう子さんは絶対に欠かせません。今の『大奥』を語る、『大奥』の人間ドラマを見つめるナレーションは浅野さんしかいないと思い、お願いしました」としている。


 木曜劇場『大奥』は、フジテレビ系にて毎週木曜22時放送。