2月9日配信開始となる大沢たかお主演のAmazon Originalドラマ『沈黙の艦隊 シーズン 1 ~東京湾大海戦~』(Prime Video)より、本予告と場面写真が解禁。玉木宏、上戸彩、江口洋介らのキャストコメントも到着した。
【動画】世界の命運左右する会談が――! 『沈黙の艦隊』シーズン1本予告
本作は、1988~96年に「モーニング」(講談社)で連載された累計発行部数3200万部突破(紙・電子)のかわぐちかいじによる漫画『沈黙の艦隊』を実写化し、昨年9月公開となった映画『沈黙の艦隊』に、劇場未公開シーンをふんだんに加え、その後のストーリーを描いた全8話の“完全版連続ドラマ”。
制作は、映画『キングダム』シリーズ、『ゴールデンカムイ』などのヒット大作を手がけるクレデウス。日本のエンターテインメント作品で初めて海上自衛隊・潜水艦部隊の協力を得て撮影した実物の潜水艦と日本屈指のVFX技術を融合し、臨場感たっぷりに描かれる。
日米が極秘で開発を進めていた原子力潜水艦シーバットを乗っ取り、独立国やまとを宣言した海江田四郎(大沢たかお)。海自のディーゼル潜水艦たつなみの追随や、米海軍の攻撃をかいくぐりながら、日本との同盟を結ぶべく東京湾へと向かっていく。
本予告では、日本政府と海江田による会談で、日本が世界の命運を左右する重大な選択を迫られる様子が映し出される。“世界平和”を掲げ前代未聞の反乱逃亡を繰り広げるやまと、独立を阻止し世界のリーダーとしての威厳を保ちたい米国、その間で揺れ動く日本―三国それぞれの思惑が交錯する手に汗握る交渉劇が繰り広げられる。
平和を求める者たちの葛藤と戦略が渦巻く中で、予想不能な海江田の行動が東京湾でぼっ発する大海戦にまで発展していく。核兵器の所持をちらつかせるやまととの海中戦は緊張感をまとい、ミサイルや魚雷が飛び交うド迫力なバトルシーンは、それぞれの正義がぶつかり合う壮大な戦いを予感させる本予告となっている。
場面写真では、劇場版以上に激化する潜水艦アクションや、それぞれの戦略が渦巻く交渉劇が、壮大な人間ドラマを予感させる。
海江田の行方を追う潜水艦たつなみの艦長で、強い正義感を燃やす男・深町洋(玉木宏)。たつなみの乗組員として深町と共に海江田を追う速水貴子(水川あさみ)と南波栄一(ユースケ・サンタマリア)。
玉木は「ドラマになっても非常にスケールの大きいストーリーになっていますし、映画と比べてもドキドキハラハラが2倍にも3倍にもなっていると思います」と自信をのぞかせる。
上戸は「壮大で迫力のある映像と徐々に深みを増していく人間ドラマを重厚なクオリティで作り上げているので、ご自宅でじっくりご覧いただきたいです」とドラマ版ならではの魅力を熱弁。
江口は「強い信念と情熱を持った人間たちが、国を守るため、命をかけて立ち向かっていく様が、よりドラマチックに描かれ圧倒的な映像になっています。潜水艦に乗っているようなスリルと臨場感をぜひ体感していただきたいです」と明かす。
Amazon Original ドラマ『沈黙の艦隊 シーズン 1 ~東京湾大海戦~』は、Prime Videoにて2月9日より2週にわたり世界独占配信。
※コメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■玉木宏(深町洋役)
「ドラマになっても非常にスケールの大きいストーリーになっていますし、映画と比べてもドキドキハラハラが2倍にも3倍にもなっていると思います。一気に見られるということは、集中も途切れずすごく見応えがあります。
■上戸彩(市谷裕美役)
「劇場公開された『沈黙の艦隊』が8話のドラマシリーズとして皆様の元に戻ってきます。壮大で迫力のある映像と徐々に深みを増していく人間ドラマを重厚なクオリティで作り上げているので、ご自宅でじっくりご覧いただきたいです。
視聴者の方の目線で真実に迫るオリジナルキャラクターを演じているので、海江田の暴走で世界がどう動くのか、一緒にハラハラしながらお楽しみください」
■江口洋介(海原渉役)
「命を持った生き物のような潜水艦の躍動感と、海の中で巻き起こるダイナミックな闘いを、ドラマでも見ることができます。
強い信念と情熱を持った人間たちが、国を守るため、命をかけて立ち向かっていく様が、よりドラマチックに描かれ圧倒的な映像になっています。潜水艦に乗っているようなスリルと臨場感をぜひ体感していただきたいです」
■水川あさみ(速水貴子役)
「艦長の右腕である副艦長として、重要な立ち位置で女性が活躍することの覚悟や葛藤をしっかり自分の中で感じることで、女性にも観ていただけるような目線を作れたらいいなと思いながら演じていました。
ドラマシリーズでも迫力のある映像は勿論ですが、登場人物それぞれが抱く思いの深さや奥行き、にも是非、心を寄せていただきたいです」
■ユースケ・サンタマリア(南波栄一役)
「映画化がすごく良いところで終わって、『何だこれー!!』って思った方もいると思いますが、そもそも『沈黙の艦隊』という壮大な話が2時間ちょっとで終わるはずもなく…今回のPrime Videoでの配信は映画で描いたストーリーとその続きをドラマ8話で配信です。
楽しんで頂けると思います。ただ!! この8話で完結できるのか?
『沈黙の艦隊』とは長い長いお付き合いになると思いますので、皆さんも最後まで見届けて下さい。
たつなみクルーとは、あの狭いストレスフルな、それでいて手に汗握るスリリングな艦内で人間ドラマを紡いでいきたいと思っています。ソナーマン、皆んなのナンさんこと南波栄一でした。
現場からは以上です」
■中村倫也(入江蒼士役)
「人間という言葉は“人の間”と書くんだなあと、昔ふと思ったことがある。
誰しもが、誰かから影響を受け、誰かに影響を与えて生きている。
沈黙の艦隊は人間ドラマだ。もちろん、潜水艦による海戦、軍事といった見所もあるが、人と人の想いが作用し合いながらアイデンティティをぶつけ合う物語だと、個人的にはとらえている。複雑に絡まり合う登場人物たちの“間”にあるものを拾い集めたら、いつのまにか観ている自分自身が浮き彫りになってくるのではないか。そんな期待をしている」
■中村蒼(山中栄治役)
「山中は“やまと”の乗組員達の精神的支柱となる存在です。
長く孤独な潜水を続ける中、海江田艦長は多くを語らない人なので山中がいることによって艦長と乗組員を繋ぐパイプとなり任務を滞りなく進める事ができます。
連続ドラマシリーズの方では映画以上の戦いが幾つも繰り広げられているのでそんな山中の姿を見てもらえると嬉しいです」
■前原滉(溝口拓男役)
「映画の続きも同時に撮影していたので、その部分がどのような映像になっているのか、観るのが待ち遠しいです!
映画を観てくれた方もそうでない方も1話から楽しんで頂けたらと思います。
海江田さんが、やまとが、どこに向かっているのか是非見届けてくださいませ」
■笹野高史(竹上登志雄役)
「現代の世界情勢と写し鏡のような物語です。とてもドラマとばかりは思えません。最も困難な状況の中、考え行動しなければならない一国のトップという貴重な体験をさせていただけたことを誇りに思います。監督の的確な言葉と、大沢たかおさんや、江口洋介さんはじめ共演の皆さんの集中力に縋る思いでした。
■夏川結衣(曽根崎仁美役)
「それぞれの立場での話し合いや衝突の中で、信念は違っても自国を思う気持ちは同じ。
それを感じて頂けたらと思います。どうぞ、『沈黙の艦隊』をお楽しみください」
■酒向芳(影山誠司役)
「現在の日本はどうにか平和を保っていますが、いざ有事になった時、今の政府はしっかり機能してくれるのでしょうか。平和だから私腹を肥やしたりするんでしょうが、平和という至福を肥やして欲しいですね」
■田中要次(沼田徳治役)
「想像力がとても試される経験でした。海江田の事を語っても、彼と共にする場面がある訳でもない。それぞれが何も見えない海中や海上に居て、姿の見えない相手と交信をするのみ。まさに沈黙の心理戦。30年経っても色褪せない漫画原作の登場人物を演じられた事は人生の宝物です。原作ファンに違和感を持たれない事、そして世界中の視聴者に私の拙い英語が伝わってくれる事を祈るばかりです」
■リック・アムスバリー(ニコラス・J・ベネット役)
「人間性と戦争の危険性を描いたこの壮大な物語に参加できたことは、何という素晴らしい経験なのでしょう。脚本を手に取った瞬間から、大人気漫画原作である本作を気に入りましたし、このプロジェクトに参加できたことを非常に誇りに思っています。
このような規模の大きなドラマ作品では、人間的な要素が失われることが多いですが、『沈黙の艦隊』は、登場人物それぞれの公平な視点を共有することで、観客に洞察力を与え、彼らの決断や行動に共感させるという役目を果たしています。本作をご覧になると、登場人物の誰かを…いや登場人物のほとんどを応援している自分自身がいることに気が付くでしょう。
私が日本で撮影に挑んでいたあの時を、人生で最も素晴らしい経験のひとつにしてくれたクルーと経営陣に心から感謝しています。
私たちが作り上げた本作を世界中に見てもらうのが待ちきれません!」
■アレクス・ポーノヴィッチ(ローガン・スタイガー役)
「本作でスタイガー提督を演じられた事は、間違いなく私のキャリアのハイライトの一つです。日本で仕事をする初めての経験の中で、この役を演じることを心から楽しめました。日本での撮影の中で、キャストとスタッフのプロ意識とその才能、プロジェクトに対する彼らの献身ぶりには非常に感銘を受けました。
原作のファンの皆さんが、私たちの作ったものを高く評価し、愛してくださることを心から願っています。このような素晴らしいプロジェクトに参加できたことを光栄に思います」