デヴィッド・リーチ監督の最新痛快アクション映画『フォールガイ』で、スタントマンを演じるライアン・ゴズリング。高所恐怖症にもかかわらず、ビルの12階から転落するスタントを自ら行ったそうだ。



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 現地時間3月13日、米テキサス州オースティンで開催中のSXSWで、『フォールガイ』のプレミアイベントが開催され、ライアンがPeopleに「ビルの12階から落とされたんだ。高所恐怖症なのに」と明かした。

 本作は、ブラッド・ピットマット・デイモンのスタントダブルを務めた経験を持つ、スタントマン出身のデヴィッド・リーチがメガホンを取り、1980年代に放送されたテレビドラマ「俺たち賞金稼ぎ!!フォール・ガイ」をリメイクした作品。

 ライアンが演じるのは、大けがを負い一線を退いていたツイてないスタントマン=コルト。復帰作の現場で愛する元恋人ジョディ(エミリー・ブラント)と再会するも、長年彼がスタントダブルを務めてきた因縁の主演俳優トム・ライダーが突如失踪。ジョディとの復縁とスタントマンとしての名誉回復のため、トムの行方を追う羽目になる。
しかし彼を待っていたのは、映画のスタントよりも超危険な罠の数々だった! コルトは、己のスタントスキルを駆使して事件を解決することができるのか――⁉

 インタビューでライアンは、「本作で一つも自分でスタントをしなかったと言えたらハッピーだったけど」と前置きしつつ、「少しだけ自分でスタントをした」とコメント。「スタントマンが日々何をしているか、少しでも理解する助けになった」とその意義を語った。

 ライアンとエミリーのほか、プロデューサー役でハンナ・ワディンガム、スタントコーディネーター役でウィンストン・デューク、失踪する映画スターのトム役でアーロン・テイラー=ジョンソン、そして彼のアシスタント役でステファニー・スーが出演する。

 『フォールガイ』は8月16日に日本公開される予定。