俳優の河合優実と吉田美月喜が、藤本タツキ原作のアニメ映画『ルックバック』にてW主演を務めることが発表に。2人は声優初挑戦となる。
【動画】『チェンソーマン』原作の藤本タツキによる渾身の話題作! 劇場アニメ『ルックバック』特報
『ルックバック』は、『ファイアパンチ』、『チェンソーマン』といった話題作を手掛け、2024年は劇場版アニメ『チェンソーマン レゼ篇』の公開も控える漫画家・藤本タツキ渾身の作品。2021年7月にコミック配信サイト「ジャンプ+」にて公開され、ひたむきに漫画を作り続ける藤野と京本という2人の少女の姿をみずみずしく描きながらも、やがて起きる2人の運命を分ける出来事を強烈なリアル感を持った筆致で描き出し、著名なクリエイターたちをはじめ、多くの漫画ファンの注目を集めた。
本作のアニメ化にあたり、『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』、『借りぐらしのアリエッティ』、『風立ちぬ』など、数多くの劇場作品に主要スタッフとして携わってきた、押山清高が監督、脚本、キャラクターデザインを務めることが決定している。
本作で、藤野役に抜てきされたのは、『不適切にもほどがある!』(TBS系)での演技で話題が沸騰する中、映画『あんのこと』主演や『四月になれば彼女は』などの出演作も控える俳優・河合優実。河合は「息や声を吹き込むというかたちで、藤野と京本の生きた時間を新たに彩る試みをしました」と語り、声優初挑戦となる今作に対し、「はじめて参加の機会を頂いたアニメの世界でしたが、絵の中ですばらしく躍動する藤野の身体に添う切実な声を乗せられるよう、精一杯取り組みました」と真摯に役に向き合ったことを明かした。
そして、京本役をオーディションで勝ち取ったのは、ドラマ『今際の国のアリス』(Netflix)『ドラゴン桜』(TBS系)などの話題作に出演、映画『あつい胸さわぎ』『カムイのうた』では主演を務め、6月から上演の主演舞台『「デカローグ」デカローグ7「ある告白に関する物語」』が控える俳優・吉田美月喜。河合と同じく、今作で初の声優挑戦となる吉田は「初めての声優のお仕事でしたが、精一杯心を込めて演じています」と表現し、初めて映像を見た際は、「『うわ! あの世界が生きている!』と未完成の絵ながら感激して、収録中に思わず涙が出てきてしまうくらい更に藤野と京本が愛おしく大好きになりました」と作品愛あふれるコメントを寄せた。
劇場アニメ『ルックバック』は、2024年6月28日より全国公開。
※河合優実、吉田美月喜のコメント全文は以下の通り。
<コメント全文>
■藤野役・河合優実 コメント
藤野役を演じました、河合優実です。
『ルックバック』は、多くの人々の心を動かした漫画です。今回、押山監督はじめ制作陣の皆さんはそれをアニメーションにすることで、そして私は息や声を吹き込むというかたちで、藤野と京本の生きた時間を新たに彩る試みをしました。
■京本役・吉田美月喜 コメント
『ルックバック』を初めて読んだ時、藤本タツキ先生が描かれた臨場感溢れる世界に衝撃を受けて、この作品がどのように映像化されるのだろうと凄く楽しみにしていました。
オーディションで京本の役を頂き初めて映像を観た時「うわ! あの世界が生きている!」と未完成の絵ながら感激して、収録中に思わず涙が出てきてしまうくらい更に藤野と京本が愛おしく大好きになりました。
初めての声優のお仕事でしたが、精一杯心を込めて演じています。
是非楽しみにしていただけたら嬉しいです。