奈緒と木梨憲武がダブル主演を務めるドラマ『春になったら』(カンテレ・フジテレビ系/毎週月曜22時)の最終回が25日に放送され、瞳(奈緒)と雅彦(木梨)が揃って“旅立ちの式”を迎えると、ネット上に称賛の声が相次いだ。

【写真】ドレスを着た瞳(奈緒)と紋付袴姿の雅彦(木梨憲武)

 3月25日。

瞳と一馬(濱田岳)の結婚式当日、椎名家には朝からまき(筒井真理子)と阿波野(光石研)がやって来て、雅彦が新婦の父として瞳の隣に立てるよう、万全のサポート体制を整えていた。そんな中、瞳はなぜか雅彦の目をかいくぐるようにして家を出る。

 慌ただしく出ていく瞳に、雅彦は一抹の寂しさを覚えながらも、娘の晴れの日のために紋付袴に着替える。式場へ向かうため、まきに促されて雅彦が自宅の玄関を出ると、目の前にはウエディングドレスを着てブーケを持った瞳が笑顔で待ち構えていた。病気が進行し体力も落ちている雅彦のために、瞳と一馬は雅彦には内緒で、自宅前で結婚式を挙げる準備をしていたのだった。

 驚きと喜びで思わず顔がほころぶ雅彦は瞳と一緒に、自宅前に用意されたヴァージンロードを歩く。そしてこれから夫婦となる瞳と一馬は、家族や仲間たちの前で誓いの言葉をスピーチする。

 その後、雅彦は車イスで次の会場となる公民会へ移動。そこで催されるのは、瞳と一馬の結婚、そして雅彦の人生を祝福する“旅立ちの式”。式には、雅彦が“葬儀に呼ぶ人リスト”に名前を書いていた人たちがゲストとして出席。雅彦は生きているうちに、ゆかりのある人たちと再会することが叶ったのだ。

 その後も、劇中で驚きと優しさにあふれた“旅立ちの式”の模様が描かれると、ネット上には「式があまりに素敵で涙でぐちゃぐちゃ」「大大大号泣」「最強に泣ける」などの投稿や「めっちゃいい式だ」「最高の旅立ちの式じゃん」「あぁ、なんて素敵な式なんだろうか」といったコメントが続出。


 最終回は“旅立ちの式”を終えた登場人物たちの穏やかな日常や、雅彦と瞳の何気ない親子の会話が描かれて幕を下ろした。放送後には「最後の最後まで本当に良かった」「本当に素敵なドラマだった」「心に残る作品をありがとう」などの反響が集まっていた。

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