元卓球日本代表の石川佳純が、フジテレビ系『パリ2024オリンピック』中継のスペシャルキャスターに就任することが決定した。
【写真】石川佳純と内村航平がパリオリンピック選手にエール! 「悔いのない戦いを!!」「完璧な準備」
ロンドン・リオデジャネイロ・東京と3大会連続で五輪メダルを獲得した石川は、昨年5月の現役引退発表後、伝える立場として臨む初めてのオリンピックに向け、「オファーをいただいた時は正直とても驚きました。
今回の舞台は、実に100年ぶりの五輪開催に沸く花の都フランス・パリ。石川は現地の特設スタジオや競技会場から、4年に1度のオリンピックの醍醐味を連日伝える。
現在は、競泳やバドミントン、スケートボード、さらにはパリで新採用されるブレイキンなどさまざまなスポーツの事前取材を熱心に行い、スペシャルキャスターとして臨む夏本番に向けて準備を加速中。新しい発見や驚きの連続で、自身にとっても刺激的な日々だと話す。
もちろん、卓球についての思いは人一倍強く、一緒に競技生活を送ってきた後輩たちは、2月に韓国で行われた世界選手権女子団体決勝で、絶対女王中国をあと一歩まで追い詰めるまでに成長。石川も「男女ともに目指すは金メダルだと思います。実力もあり、勢いもあり、ワクワクさせてくれる選手ばかりです。本番では攻めの気持ちを貫いてほしいです」とエールを送る。
この夏、パリで歴史が塗り変わる瞬間は訪れるのか、石川はキャスターとして卓球会場に足を運び、インタビューエリアで試合後の選手たちを待ち受ける。
世界のトップで戦ってきたからこそ見えるもの、感じる思いを大切に、現役時代に全てを懸けてきた夢舞台でどんな言葉をつむぐのか。
また、今回のフジテレビ系『パリ2024オリンピック』スペシャルキャスター就任にあたり、本日6日に、ヤクルト対阪神戦(神宮球場)で始球式を担当。7日23時15分からのスポーツニュース番組『すぽると!』に出演し、パリオリンピックへの思いを語る。
フジテレビ系『パリ2024オリンピック』は、7月26日開幕。
石川、チーフプロデューサー・齋藤拓也のコメントは以下の通り。
■石川佳純
――今回のオファーを聞いたときの率直な気持ちを教えて下さい。
「オファーをいただいた時は正直とても驚きました。もちろん初めての挑戦になるので不安もありますが、現役を引退してもこうしてオリンピックに関われる機会をいただけたことを大変うれしく光栄に思います」
――スペシャルキャスターとしての抱負を教えて下さい。
「4年に1度のオリンピックという舞台を私自身3大会経験したことで大きく成長できました。
――既にいろいろな競技・選手の取材を始めていますが、印象的だったことを教えて下さい。
「取材で最初に試合を会場で見たのがブレイキンの全日本選手権でした。人間離れした技の数々に圧倒されたのと同時に、選手同士がお互いを高め合いプレーする姿がとても印象的でした。オリンピックの新競技としても注目しています」
――卓球競技への注目も高まっています。今回の日本代表選手たちへの思いを教えて下さい。
「今回は男女ともに若いチーム構成になりました。男女ともに目指すは金メダルだと思います。実力もあり、勢いもあり、ワクワクさせてくれる選手ばかりです。本番では攻めの気持ちを貫いてほしいです」
――そのほかにパリオリンピックで気になっている競技や、オリンピックでやってみたいことがあれば教えて下さい。
「競技に関しては、柔道の阿部一二三、詩選手。
――パリオリンピック中継を楽しみにしているみなさんに一言お願いします。
「4年に1度の大舞台、パリでの熱い戦いを全力でお伝えできればと思います。オリンピックでの大きな興奮や感動を、精一杯テレビの前の皆さんにお届けします。一緒に選手の応援をよろしくお願いいたします!」
■チーフプロデューサー齋藤拓也コメント(フジテレビニュース総局スポーツ局)
「スペシャルキャスターとして取材現場を訪れる石川佳純さんは、とても感情豊かです。驚きや発見を自分ならではのコメントにつなげたいという情熱と、戦う選手たちへのリスペクトの気持ちが、自然と取材姿勢を前のめりにしていきます。