2004年4月11日、ドラマ『オレンジデイズ』(TBS系)が放送開始して、本日で20周年だ。同年4月期の日曜劇場枠で放送された本作は、人気脚本家、北川悦吏子が手掛けた大学生を中心とする青春ドラマ。
【写真】『オレンジデイズ』20周年 若手キャストたちの現在
■ 妻夫木聡
本作の主人公の1人、結城櫂を演じたのは妻夫木聡だった。当時23歳。2001年に初主演映画『ウォーターボーイズ』がヒットしてブレイク。ドラマ『ブラックジャックによろしく』(TBS系)、映画『ジョゼと虎と魚たち』など人気作、話題作で立て続けに主演を飾っていた。その後も大河ドラマ『天地人』(NHK総合ほか)など主演作多数。昨年は主演ドラマ『Get Ready!』(TBS系)が放送された。来月には、渡辺謙とダブル主演のドラマ『生きとし生けるもの』(テレビ東京系)が放送を控える。私生活では、2016年8月に女優のマイコと結婚。2人の間には2019年12月に第1子、2022年9月に第2子が誕生している。
■ 柴咲コウ
もう1人の主人公で、聴覚を失ってしまった悲劇のヒロイン・萩尾沙絵を演じたのは柴咲コウだった。
■ 成宮寛貴
櫂、沙絵らの同級生で相田翔平を演じたのは成宮寛貴さん。ドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)に生徒役で出演しブレイクし、20代の頃から人気俳優の一角だった。本作以後も、人気刑事ドラマ『相棒』(テレビ朝日系)シリーズには、2012年放送のseason11から3代目相棒・甲斐享役として出演。2015年3月のseason13最終回の衝撃的な結末をもって卒業した。その後も活躍を続けていたが、2016年12月に突然、所属事務所を通じ芸能界からの引退を発表。世間を驚かせた。
『スパサカ』アシスタントとしても人気だった女優も
■ 白石美帆
柴咲演じる沙絵を献身的にサポートする小沢茜を演じたのは、白石美帆だった。
■ 永山瑛太
櫂、沙絵らの同級生、矢嶋啓太を演じたのは、当時・瑛太の芸名で活動していた永山瑛太だった。当時21歳。その後もドラマ『最高の離婚』(フジテレビ系)や、『リコカツ』(TBS系)などの出演作がヒット。2018年の大河ドラマ『西郷どん』(NHK総合ほか)では、主人公・西郷隆盛の盟友で、途中で袂を分かつ大久保利通役を好演した。2020年にはコロナ禍を題材にしたドラマ『Living』(NHK総合ほか)で、実弟の俳優・永山絢斗と兄弟役で共演を果たしている。私生活では、2010年6月にアーティストの木村カエラと結婚し、同年10月に第1子の長男、2013年に第2子となる長女が誕生している。2021年3月いっぱいで20年間所属した事務所パパドゥを退社し、同年4月から個人事務所での活動をスタートさせている。
■ 小西真奈美
当初、櫂と交際していた高木真帆(※「高」は正式には「はしごだか」)を演じたのは小西真奈美だった。当時25歳。この時すでにドラマ『アンティーク ~西洋骨董洋菓子店~』、『人にやさしく』、『天体観測』(全てフジテレビ系)などに出演し、若手人気女優の一角だった。2001年4月からは『ココリコミラクルタイプ』(同系)でコントにも挑戦していた。2008年公開の出演映画『Sweet Rain 死神の精度』の主題歌「Sunny Day」で歌手デビューも飾っており、2020年11月には、自ら作詞作曲を手掛けたオリジナル4曲を含むアルバム『Cure』をリリースした。
“のだめ”で後に大ブレイクした女優も10代で出演!
■ 山田優
成宮さん演じる翔平の恋人・佐伯そよ子を演じたのは山田優だった。当時19歳。すでに雑誌「CanCam」(小学館)の人気モデルとして蛯原友里、押切もえらと共にカリスマ的な人気を博していた。私生活では、ドラマ『貧乏男子 ボンビーメン』(日本テレビ系)で共演した俳優・小栗旬と4年間の交際期間を経て2012年3月に結婚。2020年12月末、22年間所属したアワーソングスクリエイティブを退社し、以降は個人事務所を立ち上げる予定としている。
■ 上野樹里
翔平の妹、桐島あゆみを演じたのは上野樹里だった。当時17歳。