伊藤沙莉が主演を務める連続テレビ小説『虎に翼』(NHK総合/毎週月曜~土曜8時ほか)の第3週「女は三界に家なし?」(第14回)が18日に放送され、過去を告白したよね(土居志央梨)に、華族出身の涼子(桜井ユキ)が意外な反応を見せると、ネット上には「ストレートな言い方好きww」「なかなか出てこないパワーワード」などの声が相次いだ。

【写真】明日の『虎に翼』場面カット 寅子(伊藤沙莉)たち女子部の面々

 法廷劇を妨害しに来た男子学生との小競り合いからケガをしてしまったよねを、住み込みで働くカフェまで送った寅子(伊藤)たち。

そこでよねは、自分が弁護士を目指すことになるまでの貧しい生い立ちについて打ち明ける。よねは寅子たちが裕福で恵まれていると批判しつつ自身について「一日も大学も仕事も休まずに必死に食らいついてる」と自負する。

 すると寅子は「1日も大学を休んでいないと言ってたけど“お月のもの”が来た時はどうしてるの?」と質問。頭痛や腹痛がないというよねに対して、4日は寝込んでしまうという寅子は「いいなぁ…」と羨ましがる。

 「さっさと帰れって!」と怒るよねに「帰る前に1つよろしくて?」と切り出したのは華族のお嬢様・涼子。彼女はよねに「今まであなたとなるべくご一緒したくないと思っておりましたの…」と告げると、ひと呼吸おいて「その…お気立てに難がおありでしょ?」と語りかける。
涼子が放った“お気立てに難がおあり”という表現に、ネット上には「あんた性格悪いよ!をこんな上品に言えるなんて」「オブラートに包んだ様でストレートな言い方好きww」「使ってみたい日本語」といった反響が続出。

 しかし涼子は、男子学生に怯まず立ち向かったよねの姿を見て考えが変わったと明かし「あなたは怒りを飲み込まず、真っ直ぐに、真っ先に殿方の…」と話すと、一瞬ためらいつつも「股間を蹴り上げた!」と称賛。涼子のまさかの一言に「朝ドラ界隈になかなか出てこないパワーワード」「涼子様朝から最強」「ちょっと躊躇して股間いうてる涼子様かわいすぎ」などのコメントが相次いでいた。