事故でひん死の重傷を負った「アベンジャーズ」シリーズのジェレミー・レナー。彼が回復する様子を近くで目撃したロバート・ダウニー・Jr.は、まさに「奇跡が起きた」と、感激したそうだ。



【画像】ジェレミー・レナー、自分の足で歩いてプレミアに参加 全身30ヵ所以上骨折の事故から4ヵ月

 この度クリス・ヘムズワースがVanity Fairのカバーを飾り、ロバートとともに、ジェレミーの事故について言及。「ジェレミーは僕ら皆に、病院から麻酔が効いた状態でボロボロの姿を送ってきて『大丈夫だ』とだけ言いい、その後しばらく音沙汰がなくなった。治療の最中にいたんだ」とクリスが当時を振り返った。

 その後ジェレミーはリハビリを続け、9月に米マサチューセッツ州コッド岬で行われたクリス・エヴァンスと女優アルバ・バチスタの結婚式には、自分の足で歩いて出席。「アベンジャーズ」シリーズの共演者とともに、クリスを祝うまでに回復した。

 ロバートは当時を振り返り、「レナーが文字通り、2人の結婚式が何たるかを体現する姿を見て感激した。
祝福できるほどに完全に回復していた。本当に奇跡が起きたんだ」とコメント。クリスも、「彼が生きてそこにいるだけで、ものすごい感謝の気持ちが生まれた」と続けている。

 ジェレミーは2023年1月1日に、ネバダ州のタホ湖近くの自宅付近で自身の所有する約7トンの重機で除雪作業を行っていた際、自分の除雪車に轢かれ、近くの病院に緊急搬送された。胸部に鈍的外傷を負ったほか30ヵ所以上を骨折するなどし、2度の手術を受けたのち、ICUでも治療を受けた。

 ジェレミーによれば、意識を取り戻した時最初に見た顔は、『ハート・ロッカー』と『アベンジャーズ』シリーズで共演したアンソニー・マッキーだったそうだ。
他にもポール・ラッドやロバートらシリーズの共演者たちが励ましてくれたと、インタビューなど機会があるごとに明かしている。