昨年がんと診断されたことを公表し、公務を続けながら、治療を受けているイギリスのチャールズ国王。がんの種類など、詳しいことは明かしていないが、先日行われたガーデンパーティーにて、珍しく治療について語った。
【写真】チャールズ国王、ベッカム夫妻と対面
Peopleによると、現地時間5月14日に、バッキンガム宮殿にてThe Education and Skills Garden Partyが開催され、チャールズ国王がカミラ王妃とともに出席。招待客の一人で、エクセター大学の学生であり、自身もがんの治療を受けているというスタンフォード・コリスとの会話の中で、治療に役立つことをシェアしたそうだ。
「国王は、僕が昨年6月から受けている治療について尋ねて、食事や栄養について教えてくれました」とコリスがコメント。「彼はまた、放射線治療についても質問してくれました。僕は今年はじめから、この治療を受けているのです。食事制限や、何を食べるかといったことが大切なこともあると話していました」と明かしたそうだ。
美食家としても知られるチャールズ国王だが、昨年1月に前立腺肥大症の治療のために入院し、2月に、治療の過程でがんが見つかったことを公表。治療に専念するために、一時的に公の場に姿を現す公務を控えていたが、4月末から再開し、以来公務を続けながら治療を受けて来た。王室関係者は昨年のクリスマス前、国王の治療は新年も続くだろうとコメント。「国王の治療は良い方向に進んでいます。体調は管理されており、治療のサイクルは、来年も継続される予定です」と述べていた。