プロレスラーで、俳優としても活躍したハルク・ホーガンさんが、現地時間7月24日朝、心停止により亡くなった。71歳だった。

駆け付けた救急隊員が30分にもわたって蘇生を試みたが、及ばなかったそうだ。

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 Peopleによると、24日午前9時51分に通報があり、米フロリダ州クリアウォーターの地元当局がホーガンさんの自宅に到着。救急隊員らがすぐに心肺蘇生処置を開始し、少なくとも10時28分まで続けていたことが、音声記録に残っているそうだ。その後、近隣にあるモートン・プラント病院に搬送されたが、死亡が確認された。現時点で警察は、事件性がないと見ているそうだ。

 ホーガンさんは、1977年にレスラーとしてデビュー。その後超人ハルクにちなんで、ハルク・ホーガンと名前を変え、80年代から90年代にかけて圧倒的な存在感を見せつけた。90年代には俳優活動でも人気を集め、『ロッキー3』(1982)や『グレムリン2 新・種・誕・生』(1990)などに出演した。

 WWEは声明で、「WWE殿堂入りを果たしたハルク・ホーガンの訃報に触れ、悲しみに包まれています。ポップカルチャーにおいて最大の知名度を誇り、1980年代にWWEが世界的な知名度を獲得するのに貢献しました。WWEとして、ホーガンのご家族と友人、そしてファンにお悔やみ申し上げます」と述べた。

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